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鮫島純子氏・土屋秀宇氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は鮫島純子氏・土屋秀宇氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目標】

 

 

 

鮫島純子氏人間学やビジネスなどの名言・格言集

・九十歳を超えても講演したり、執筆したりしていますせいか、新聞社や雑誌社などからよく健康法について取材を受けます。長年の日課として続けている近くの明治神宮のお詣りや、散歩でお目に掛った台湾の女医・荘淑旂先生にご指導いただいた「宇宙体操」についてお伝えしています。

 

・いつも明るく健康な心でいられるのは、感謝の心を保つことを自分に言い聞かせ、習慣づけてきたからだと思います。

 

・祖父(渋沢栄一氏)がそうだったように、我が家も父の出勤前から父を訪ねてくる方たちがいました。父はそういう人たちを励ましたり、時には諫めたりして親身になって相談に乗っていましたが、公に尽くす祖父の生き方を見習って、広い視野で利他の生き方を、図らずも私たちに背中で見せてくれていたのです。

 

・祖父(渋沢栄一氏)は困った方に直接金品を与えるより、その方の特技を引き出しお働きに生き甲斐を感じるように仕向けたようです。

 

・平均的なサラリーマンの生活の中で、平凡な主婦として真面目に義父母に仕えました日々、他人様と比較してみたり、競争心を興して一喜一憂したりしている浅ましい自分に気づき、愛情深く不動の心を磨かなくてはいけないと真剣に考えるようになりました。

 

・肉体は期間限定でも、「神様から分かれた魂」は永遠に生き続けること、この地上に平和な世界をつくり上げるのが私たち人類の使命であること、悪いと感じる運命も必ず消えていくと感謝し続けていれば、苦しみは自然に消えてよくなると信じること、さらに過去世の存在を教えられ、「これなら数々の聖句の意味も分かる」と心から納得したのです。

 

・どこまでも明るくご謙虚で、尊大なご様子のない(五井昌久)先生のお人柄に魅せられるように、それからの私は毎週のように先生のご指導の会に出席、人生の師と仰ぐようになったのです。

 

・不惑を前に五井(昌久)先生とのご縁をいただいてから、私は密かにある目標を抱きました。それは人生でどのような出来事が起きたとしても感謝できる自分になることです。

 

・起きるすべての出来事は神様のお計らいで自分に必要な問題と素直に素直に受け入れて感謝するうちに、辛く感じられる運命が消えていく、「世界人類が平和になるように」との神の意志と自分の思いを同じ周波にすることで、いつの間にか明るい気持ちで乗り越えられている自分に気がつきます。

 

・詐欺にあったと気づき警察署に届けながら、犯人が憎い、悔しいという思いが浮かんできませんでした。それよりも人を騙して大金を奪う犯人の人生を案じている自分を感じました。

 

・私たちは一人で生きていくことはできません。私の九十六年の人生を振り返っても、様々な方々に支えられてきました。それを思うと、ただ感謝です。

 

・あちらに持って行けるのは、ここ三次元の地球でつけた「習慣の想い」だけです。思いやり深く、感謝の思いに瞬時に戻れる心掛けを常に身に付けてまいりましょう。

 

 

 

土屋秀宇氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・全国大学生活協同組合連合会が今年行った調査では、電子機器を含めた一日の読書時間がゼロの大学生が五十三%にのぼることが分かりました。

 

・大学生が本を読まなくなつたのは確かにスマートフォンの普及が影響してるからでせう。科学論文数が下がつてゐるのは日本の大学生の研究費が安いといふ事情があるのかもしれません。

 

・古典を学ばなくなつた日本人は、著しい語彙の貧困を招きました。湯川秀樹博士が「科学の発見や創造には素読による語彙の蓄積が大事」と仰つてゐますが、古典軽視の教育を受けて語彙の蓄積が乏しい若い科学者から、よい研究成果は生まれ難いでせう。

 

・文科省は「読解力のもとになってゐる語彙力の強化が必要だ」とコメントしました。だが、どうしたら語彙力が強化されるかというふ道筋までは示してゐません。おそらく読書量を増やす、読書習慣を身に付けるというふ以上の結論は期待できないでせうが、それだけでは根本的な解決策にな至らないというふのが国語教育と長年向き合つてきた私の結論です。

 

・私は読み聞きかせの大切さは否定しません。しかし、読み聞かせで本が好きになつても、「本を読む力」(文字を読む力)が身に着くわけではありません。本を読む力さへつけば、読むなと言つても読まずにはゐられないのが子供というふものでせう。

 

・私は今日まで音読、素読を基本として子供たちの「本を読む力」をつけるための教育、文字に対する抵抗をなくす教育に力を入れてきました。具体的には、幼少期から優れた漢字仮名交じり文に触れさせることです。

 

・漢字の利点は、それが「目で見る言葉」であり、一文字一文字が意味をもつ表語文字であるといふことにあります。それ故、漢字を一文字読めれば語彙が一つ増えたことになり、語彙が増えれば子供たちが一つ考へる手立てを獲得したことに繋がるわけです。

 

・語彙が増えて、子どもたちの思考力や表現力のみならず、情操面での成長が著しいのを日々実感してゐます。ここでの詳述は避けますが、そのことは既に脳科学の面からも明らかにされてゐます。

 

・読書力、国語力の根幹である語彙力を増やす鍵を握つてゐるのは「漢字」なのです。

 

・言葉が知的活動やコミュニケーションの基盤となり、情緒、徳性を育むことを考へた時、語彙数千の子供と語彙数二千の子供との差は、そのまま思考力、コミュニケーション力の差となり、情緒、徳性の差となりませう。

 

・フランスの言語学者ポール・ショシャールは「幼児期の言語獲得の差は知力、学力、情緒力の差となる」と述べ、東京大学の言語学者氏も「幼稚園から小学校にかけて言語獲得の爆発的ピークがある」と述べてゐます。

 

・特に最近私が強く感じるのは、素読を続けるうちに園児たちの表情が明るく変はつていくことです。これは心が育っていく何よりの証拠であり、徳を育む我が国ならではの学習法だと実感してゐます。

 

・言葉は確かに生きてゐるのです。言葉の霊妙な力を信じ、畏れの気持ちを持つて慎ましく用ゐるのが、言葉に対する本来の姿勢でせう。自身のこれまでを振り返つても、言葉によつて人間を磨くことができたという感慨を深くするばかりです。

 

・「逆境は神の恩寵的試練なり」というふ森信三先生の言葉や「雪に耐へて梅花麗し」という南洲翁の漢詩の言葉を口ずさみ、言葉の力に助けられながら苦境を乗り越えることができました。

 

・自己丹誠には「これでよい」といふことがありません。特に私たち教育者は発する言葉が本物かどうかを子供たちに瞬時に見抜かれてしまひます。言葉は心の表出ですから、常に内省し自分の心を磨いておいておかなくてはなりません。

 

・若い人たちはスマートフォンだけでは得られない醍醐味が読書にはあることを、ぜひ知つていただきたいものです。