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仕事やビジネスにおいての良い人間関係を築く

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今回は「ドラッカー経営学」から

「仕事やビジネスにおいての良い人間関係を築く」という話をして行きます。

 

【目次】

 

 

 

良い人間関係とは

 

友人関係や学校の同級生、または家族の中などで良い人間関係とは、いわゆる「仲良し」とか「青春ドラマ」のような関係になるでしょう。友人関係や家庭関係、または学生時代の仲間同士などではそれはそれで良いと思いますし、そのような関係を保てることは素晴らしい事だと思います。私の知り合いでも「小学生時代の友人と来週遊ぶ」という人がいると私には小学生時代どころか、学生時代からの付き合いがある人など一人もおりませんので単純にすごいなぁと思います(笑)

それはそれで良いと思うのですが、会社や仕事においての「良い関係」とはそのような事ではありません。「従業員全員が学生時代のように仕事後に残って仲良くおしゃべりをしてから帰るように仲が良い関係」だったが、会社がつぶれてしまった。というのでは「良い関係」ということは出来ません。

会社や仕事においての良い関係とは「より生産的であることが良い人間関係」と言えるのです。

 

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良い人間関係を築く条件とは

 

先ほど、会社や仕事においての良い人間関係とは「仲良しグループではなく、より生産的である関係」という話をしました。その関係を築くためにはいくつかの条件があります。その条件を満たすように努めて行く事で会社や仕事においての「良い人間関係」を築くことが出来るのです。

その条件とは、

1、コミュニケーション

2、チームワーク

3、自己啓発

4、人材育成

という事になります。

 

1、コミュニケーション

コミュニケーションは言うまでもなく、各部署、各個人が円滑に働くために必要不可欠なものですね。また、個人個人で能力も違えば、考え方も違うのが普通です。ですが、「協働して行く」という上では考え方自体は相違があったとしても「同じ方向」を向いていることは必須になります。

先ほども話しましたが考え方や能力、または部署や雇用形態などが違う人々と「協働」して生産性を高めて行くために「コミュニケーション」は不可欠となるのです。

 

2、チームワーク

会社というのは一つのチームです。更に細分化すれば各部署などもチームと言わるでしょう。先ほどの「コミュニケーション」でも話しましたが個人個人で能力は違います。ですから、同じチームで働く人の苦手な部分を得意とする人がいれば、それをお互いに補い合う関係性を築いたりすることで、お互いに「強み」に集中できるようになることで、生産性も向上するのです。

 

3、自己啓発

「自分の能力を高める」という事は「生産性を高める事」にかなり大きな影響があることは言うまでもない事ですね。もし、あなたが自分を高めることをしているのであれば、恐らくライバル会社や競争の相手なども「自分を高める事」を頑張っていることでしょう。ということは、反対に自分を高めることをしない人たちの集まりであれば、それは競争相手やライバル会社に後れを取ることは目に見えています。

ですから「自己啓発」ということもとても大事になるのです。

 

4、人材育成

先ほどの「自己啓発」によって自己を高めることは可能になりますが、何度も言うようですが会社は「チーム」なので、協働する人の能力も高めることが必要になってきます。全員のレベルが高めっていけば、自然とチーム全体のレベルも上がって行きます。ですから「人材育成」が必要になるのです。

 

これらの条件を満たして行く事が「生産性を高める良い人間関係を築く」ということに対して重要な要素になってくるのです。

 

 

 

こうしてザックリですが「良い人間関係の作り方」についてお話してきましたが、「何となく分かったような分からないような」という感じの人も多いかも知れません。分かりやすいイメージで言うと「スポーツの世界」などでイメージすると分かりやすいかも知れません。特にチームスポーツですとより分かりやすいですね。というより「個人競技」だと分かりにくいかも知れません。

ですから団体競技で例えますが、例えば、野球にしてもサッカーのしても「試合に勝つ」という目的があるのであれば、「チームプレー」などがありますので、選手同士のコミュニケーションは重要になりますし、「チーム」というくらいなので「チームワークン重要性」は言うまでもないでしょう。「自分の能力を高める」という事は成果と直結していますので「自己啓発」は言うまでもなく重要な事になるのです。そして、チーム力の向上は、チームで試合に勝つためには「後進の育成」も重要になるでしょう。スポーツが好きな人であれば、そんなイメージを持って頂くと分かりやすいと思います。

それと同じように私たちが仕事で成果を出すためには「コミュニケーション」「チームワーク」「自己啓発」「人材育成」の4つが「仕事で成果を出す」ということにスポットを当てた場合はとても重要な事になって行くのです。

そして、それが会社や仕事での「良い人間関係」という事になるのです。