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中小企業診断士資格試験の内容と受験資格や合格に向けて

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こんにちは

クローバーです^^

 

今回は中小企業診断士試験の資格試験に向けて試験内容や受験資格などの話をしていこうと思います。

 

【目次】

 

 

 

中小企業診断士資格試験の受験資格や概要

 

【受験資格】

年齢、性別、学歴などに制限なし

 

【試験日】

1次試験日:例年8月上旬の土日

1次試験合格発表:例年9月第1火曜日(ここ数年)

 

1日目:

午前:

科目:経済学・経済政策 

時間:9:50~10:50時間(60分) 

配点:100点

 

科目:財務・会計

時間:11:30~12:30(60分)

配点:100点

 

午後:

科目:企業経営理論

時間:13:30~15:00(90分)

配点:100点

 

科目:運営管理(オペレーション・マネジメント)

時間:15:40~17:10(90分)

配点:100点

 

2日目:

午前:

科目:経営法務

時間:9:50~10:50(60分)

配点:100点

 

科目:経営情報システム

時間:11:30~12:30(60分)

配点:100点

 

科目:中小企業経営・中小企業政策

時間:13:30~15:00(90分)

配点:100点

 

【問題形式】

マークシート形式による選択問題

 

【合格基準】

①総得点による基準点

⇒総得点の60%以上の正解で、且つ1科目でも40%未満がない事

②科目ごとの合格

⇒各科目の60%以上の得点を基準とする

 

【合格の有効期限】

・1次試験合格の有効期限は2年間(1次試験合格した年と翌年)

・1次試験合格までの科目別有効期限は3年間

⇒1次試験をすべて合格するまでは科目別合格の期間は3年ですが、1次試験をすべて合格してから2次試験合格までの期間が2年間です。

 

2次試験日(筆記):例年10月中旬~下旬

【受験資格】

1次試験合格者

 

【試験科目】

事例1:組織(人事含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例

時間:9:40 ~ 11:00(80分)  配点:100点

 

事例2:マーケティング・流通を中心とし た経営の戦略及び管理に関する事例

時間:11:40~13:00(80分) 配点:100点

 

事例3:生産・技術を中心とした経営の 戦略及び管理に関する事例

時間:14:00~15:20(80分) 配点:100点

 

事例4:財務・会計を中心とした経営の 戦略及び管理に関する事例

時間:16:00~17:20(80分) 配点:100点

 

【試験形式】

記述式

⇒各設問15~120文字程度の記述

 

【合格基準】

総点数の60%以上かつ1科目でも満点の40%未満がないこと。

 

【2次筆記試験合格発表】

例年:12月上旬

 

2次試験(口述)

【受験資格】

当年の2次試験筆記試験合格者

 

【試験科目】

筆記試験出題内容をもとに4~5問を出題

 

【試験方法】

個人ごとに面談

 

【合格基準】

口述試験の評定が60%であること

 

という流れが

2次試験合格までの流れになります。

 

2次試験に突破したのちには3年以内に実務補修、または実務従事を受ける必要があります。

 

中小企業診断士試験合格のポイント

 

【主要3科目】

・「企業経営理論」・「運営管理」・「財務・会計」

⇒この3科目は2次試験に直結しているためにじっくり勉強する

 

【周辺4科目】

・「経営法務」・「経営情報システム」

・「経済学・経済政策」・「中小企業経営・政策」

⇒この4科目は1次試験のみになるので「効率の良い勉強」が大事になります。

とはいえ40%を下回ると1次試験突破にならないので注意が必要。

 

【経済学・経済政策】

・マクロ経済学とミクロ経済学を中心に勉強。年々レベルが高くなっている傾向にあり、応用問題をこなせるように問題をたくさん解くことが重要

 

【財務・会計】

・会計分野、経営分析分野、ファイナンス分野について勉強。

⇒「基礎知識の網羅」に注力。「狭く深く」ではなく「広く浅く」という学習方法。

 

【企業経営理論】

・経営戦略論、組織論、マーケティング論についての勉強。

⇒それぞれの分野が奥深いため、深く勉強し過ぎず「論点の理解」に注力。

⇒「暗記」だけではなく「読解力」も重要になり、問題をたくさん解く事が重要。

 

【運営管理】

・生産管理、店舗・販売管理についての勉強。

⇒年々難易度が上昇傾向にあるので、まず基礎知識をしっかり身に付けることが大事になります。

 

【経営法務】

・事業の開始から株式上場や倒産などに関する知識、知的財産権に関する知識などに
関しての勉強。

⇒基礎知識を習得したら練習問題をたくさん解くことで高得点を狙える科目。

 

【経営情報システム】

・ITに関する領域、情報システムに関する領域についての勉強。

⇒初めて見るような用語も多いため、苦手意識を持つことも多いが基礎的な問題を見落とさなければ十分高得点も狙える科目。

 

【中小企業経営・政策】

・「中小企業白書」を中心に出題。

⇒改正点・制度変更点については注意が必要。

 

【重要ポイント】

・1次試験は7科目の「総力戦」

⇒苦手な科目があっても良いので、その科目は「40点を切らない知識を身に付ける」という事に集中して「得意な科目で補う」

 

・それぞれの科目をやり過ぎない

⇒経済学などは「ノーベル賞」もあるような学問ですし、法律の学習を突き詰めようとすれば「司法試験(司法予備試験)」の勉強になってしまうので、学習を究めて行こうとし過ぎると時間はいくらあっても足りません。

⇒大事なことは「中小企業診断士試験に合格する」事であり、そのためには「一流経済学者を目指すこと」でもなければ「法曹に入る事」でもなく「基礎をしっかり身に付ける事」です。

 

・過去問を、とにかく解く事

⇒はじめは分からなくても解説を読んだり、繰り返し説くことによって「問題の傾向」が分かるようになるのです。

 

 中小企業診断士試験合格のためのおススメ通信講座

 

現在、私が勉強している通信講座です^^

 

診断士ゼミナールは「診断士」と冠が付いている事から分かるように、中小企業診断士試験に特化した通信講座で、10年の実績があり、豊富な合格ノウハウを積み上げていると言います。

 

そして、何より価格が手ごろという事も重要なポイントだと思います。

 

また「3年間の延長サポート」もありますので、1年で合格するのが理想的ではありますが、時間が取れなかったり、思うように勉強できなかった場合でも「科目別合格を狙う」という手もありますので安心です^^

 ↓ ↓ ↓

 

なぜ、中小企業診断士を目指すのか

 

私自身の話をさせて頂きますと、「会社への恩返しがしたい」「会社をより成長させたい」という気持ちで資格試験の勉強を始めました。

 

教材の中で講師の松永さんが話していましたが、中小企業診断士の試験は「1点が取れるかどうか」によって合否が決まると言います。その「1点」を取ることに一所懸命になれるかどうかというのは「今の気持ち」という事です。

 

あなたが「なぜ、診断士を目指すのか」「診断士の試験に合格してどうなりたいのか」という「今の気持ち」が私たち自身の強い味方になってくれるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 

今回の動画は「学問のパワースポット」として有名な「湯島聖堂」の動画です^^

 


【学問のパワースポット】湯島聖堂

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が訪れますように♪