ビジネス書籍や経営哲学や経営学などに関する話

ビジネス書籍や経営学や経営哲学など学んだ事を書いて行きます

浅田剛夫氏・南沢典子氏・茂木友三郎氏・安沢直次氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

f:id:hikiyose2:20211225023015j:plain

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は浅田剛夫氏・南沢典子氏・茂木友三郎氏・安沢直次氏の名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

浅田剛夫氏の名言・格言集

・「天の時、地の利、人の和」という言葉がありますが、私の人生を振り返った時、数多くのよきご縁に恵まれたことを、心から幸せに思います。人とのご縁ができると、それが不思議と仕事の縁に発展し、それまで知らなかった世界へと導いてくれたのです。

 

・新しい事業に取り組むに当たり、創業者は「特色経営」と「不易流行」という二つの信条を大事にしてきました。決してほかの真似をせず、しかも変えるべきところは変え、守るべきところは守るという姿勢です。

 

・二〇〇三年の社長就任以降、商品開発においても無から有を生み出すような冒険ではなく、いま目の前にある商品の長所をお互いに掛け合わせることで新しい付加価値を付けることを心掛けてきました。

そのことによって「あずきバー」に続き「やわもちアイス」などの新しい商品が次々と誕生していったのです。

 

・改めて私自身の経営の原点を振り返る時、幼い私に商いや人としての生き方を教えてくれたのは戦後、古物商を営んでいた祖母でした。

「古物は細かく仕分けることで儲けが出る。大雑把な仕事はあかんよ」「汚れ仕事を嫌った駄目。そこに宝が眠っている」「お金は使うことで回ってくるよ」。そんな言葉がいまでも甦ってきます。

 

・「人の縁は仕事の縁、そして学びの縁」とは、自作の座右の銘ですが、いただいた無数のご縁に報いるためにも、百二十年以上の伝統を絶やすことなくどこまでもイノベーションを重ね、挑戦を続けていく覚悟でいます。

(浅田剛夫氏2018.7月)

 

 

 

南沢典子氏の名言・格言集

・売り上げ目標のために販売するのではなく、「これを使うと生活がこんなに楽しくなりますよ」とお客様に新しい生活スタイルをご提案することで、自然と売れるようになったんです。

 

・商品力に加えて、電話で使い方を丁寧に説明するなどの小さな努力が奏功し、リピート率が九十%を超えていたんです。通販の会社では珍しいと思いますが、「キレイになった肌を見せたい」と言って、わざわざ弊社に足を運ぶお客様も大勢いらっしゃいましたね。

 

・現場から離れるにあたって、当初はすごく心配でしたが、ある時、自分がいつまでも細かく指示していては会社が成長しないと気が付きました。

それから私は「会社をこうしたい」という夢や思いだけを伝えるようにして、社員から業務に関する確認が来ても「指示しない」と決めたんです。

 

・私は職人の家系で育ったため、子育ても仕事も仕事も背中で語ることが多かったと思いますし、「仕事とは盗むもの」だと思ってこれまで仕事をしてきました。

(南沢典子氏2018.7月)

 

茂木友三郎氏の名言・格言集

・創業八家には、「各家から一世代一人に限って入社を認める。ただし、役員にする保証はない」という不文律があり、代々受け継がれている。

 

・経営学の父と称されるピーター・ドラッカーの「現代の経営」を読破し、いたく感銘を受けた。慶応義塾大学の三年次である。

企業の重要な役割の一つは人々の持っている欲求を有効需要を変えること、要するに需要をつくり出すことだという。このドラッカーの考え方に触れ、企業経営やアメリカのビジネススクールに対して関心を抱くようになった。

 

・自分の担当している商品にとことん惚れ込む。これはどんな業界にも通底るする仕事の原点ではなかろうか。

 

・自分より人生経験の長い先輩方の話を聴いたり、議論を交わしたりすることで、教養や見識を深めることができた。

休みの日や会社が終わってからの時間に自己研鑽に努めたことが、後に経営者としてどれほど役立ったか計り知れない。

 

・「あそこの会社には素晴らしい社員がいる」「あなたが欲しい」と市場価値がつき、他社からスカウトされるような存在になれ、ということだ。

では、スペシャリティを身に付けるためには何が大切か。いま目の前に与えられた仕事を一緒懸命やる。これ以外にはない。

 

・好き嫌いなどという私情を挟まず、与えられた仕事に全力を注ぎ、超一流になろうと努力すべきである。

 

・「名を成すは毎(つね)に窮苦(きゅうく)の日に在り。事に敗るは多くの得意の時に因る」

これは『酔古堂剣掃』という古典金言集に出てくる一節。立派な仕事はいつも困難な状況の中から生まれてくる。逆にいい気になった時に往々にして失敗する。

苦しい時に諦めたり、自暴自棄になったりするのは簡単だろう。しかし、苦しい時こそチャンスであり、そこで徹底的に努力を重ねていけば成功の道が開けることをわすれないでいただきたい。

(茂木友三郎氏2018.7月)

 

 

 

安沢直次氏の名言・格言集

・とにかくどんな相談事であっても、お断りなく全部引き受けてやってますんで、そういう点も、こうしていまも元気でいられる秘訣の一つになっているかも知れませんね。

 

・「この人には自分にないものがある」という気づきがあれば、誰からでも学ぼうという姿勢をずっと貫いてきました。いまでもその姿勢は変わりません。

 

・その時(戦後すぐの一面焼け野が原になった上野駅に到着)に思いついたのが、日本の復興に関わる事業に携わろうということでした。おそらくたくさんの材木が必要になってくるだろうから、材木業がいいだろうと。学校の教員しかやったことのない身ではありましたが、その一念でゼロからゼロから実業の道に飛び込んでいったんですよ。

 

・一にも二にも人を大事にすることです。そのためには自分の心の芯から、目の前の人を好きになることです。

 

・心掛けてきたことと言えば、やはり口に出したことは必ず実行する。ですね。これは私の信念であって、自分でこれをやると一度言ったことは、どんなことがあっても実行する。そうしてなければ、誰も私のことを認めてくれませんからね。

 

・受験生に色紙を頼まれると、私は「動機と結果」とよく揮毫するのですが、何か物事を為そうとすればそこには動機があって、あとは結果を生み出すために努力が求められる。その動機と結果をいかに結果に結びつけるかがすべてであるというのが私の考えです。

(安沢直次氏2018.7月)