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上甲晃氏・横川竟氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は上甲晃氏・横川竟氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

上甲晃氏の名言・格言集

・人生で一番大事なことは継続だと、私は考えている。人間は生きていくうえで大事なことはすべて継続している。睡眠も食事も然り。

ただし、それは犬も猫も一緒だ。そこで私は、もう一つ自分で努力目標を決めて継続することが人間の値打ちを高めることになるのではないかと考えた。

 

・松下幸之助は「知っているだけではあかんのや。できる人にならな」と言った。そのために大切なのは、継続で、頭の良さは関係ない。記憶したことはすぐに忘れてしまうが、よい話を聞いて「よし、やろう」と始めれば、その継続が力になる。

 

・人間は見ているものや経験することにほとんど大差はないと思う。では、何が違うかと言えば「感じる違い」である。

同じ話を聞いても、真剣に耳を傾け、メモを取れば、血となり肉となる。それが「感じる違い」である。こんなちょっとしたところから人生の差は生まれてくるのではないだろうか。

 

・忙し人ほど仕事ができるようになる。忙しいからできませんではなくて、いままでのやり方を変えたらできるかもしれないと発想してみると、そこに新たな発見もあるのだ。

 

・私はサラリーマン生活を三十一年間送ったが、叱られる人というのは決まって受け身で仕事をしている。

 

・私が塾生たちにいつも言うのは「相手の真意を掴め」ということ。この人が話している真意はいったい何だろうと考えないと、いくら努力しても空回りする。そういう人は必ず言われることになる。「何回同じこと言わせるんや」と。

 

・松下幸之助は「人情の機微を掴めば、天下が取れる」と言った。人情の機微に即していくと物事が分かる。こちらの事情ばかり考えていると人情の機微から外れていく。

だから、人情の機微に巧みになれば、天下が取れると松下幸之助は言ったのである。

 

・継続は本気の証明だと思っている。本気であることを示すのは継続しかない。「本物は続く。続ければ本物になれる」これは私の人生の法則の一つである。

 

・流行りは廃れるが、本物は廃れない。自分が本物になりたければ続けることだ。続けることが本物に至る唯一の道なのである。

 

・私はよく「一つを励めばすべてが変わる」「一つを続ければすべてが変わる」と青年塾の塾生に教えている。あれもこれもしようと思うと、どれも中途半端になる。しかし、一つを続けて極めれば、すべてが変わる。

 

・大事なのは一つのことを徹底して励むこと。難しいことはしなくていい。身近なところで、自分が「これならできる」というものをまず一つだけ励む。そして、それを休まず続ければ人生は変わる。

 

・惰性にならないためには、あらゆることにアンテナを張ることだ。そして自らが主体的に動くことである。一日中冷房の部屋にいたら、「今日は暑かったね」と言われてもピンとこないだろう。実際に暑さの中に飛び込んでいかないと、「きょうは暑かったね」という言葉が生きてこないのだ。

 

・「臨場感を持て」と私はよく言うのだが、現地現場に行って自ら体験したことが一番迫力あるものになるのである。

 

・人生の財産とは継続によって造られるものだと思う。そこで大事なことは「書けないことはしない」ということだ。立派なことを書いているけれども、やっていることは違うじゃないかとなれば、世間は信用してくれない。

 

・自分を誇らないことも私の法則である。書くほうに自分を誇る気持ちがあると、読む人は微妙に嫌悪感を抱くものだ。そのために、私はできるだけ率直に書くことを心掛けている。

 

・人は年を取ると肉体的にだけ捉えるから悲観的になる。しかし、肉体の衰えることも精神的な成熟のために必要な条件だと私は思う。肉体が溌剌(はつらつ)とし過ぎていると精神が成熟しない。肉体が衰えても精神が成熟すると思えば、年を取るのが楽しみになるではないか。

 

・「よき習慣はよき人生をひらく」と若い人に教える。どんな小さなことでもよい習慣を身につければ人生はよくなると私は信じている。

 

 

 

横川竟氏の名言・格言集

・大衆価格が前提なので、品質を高めるにも当然限界がある。どこまでお金をかけられるかを見定めた上で、そこに歩み寄って素材を決めていく。そうやって他社で売っているものよりどれだけおいしく、しかも安全にするかっていうことが、僕らの仕事なんですよ。

 

・とにかくお客様のためになるものをつくり続けることと、そのために思想をまとめて目指すべき方向にきちっと舵を切れるかどうかですね。

 

・よそでは組織や仕組みが大切だと言っていますけれど、それだけでは物は売れませんし、お客様だって納得はしない。店長がお客様を、そして店舗で働くスタッフをどれだけ大事にできるかです。

 

・もっと言えば、社長、店長、スタッフという繋がりができていれば、思想統一もできるので、それがそのままお客様にために動ける仕組みにもなっているんです。

 

・僕が小さくまとまるのが嫌なのは、三歳からの三年間を満州の広大な土地で過ごしたからでしょうね。

 

・僕は(若い頃、手取り千円の時に百円を貯金して)貯金という行為を通じて、独立する意志を確認していたんです。夢っていうのは持つだけではなく、毎日思っていないと実現しないどころか、すぐに忘れてしまう。だから毎月貯金するってこと自体が、「俺は独立するんだ、俺は独立するんだ」っていう意思表明だったんです。

 

・とにかく築地での教えはいまも体に染みついていて、例えば「速く歩けない人間で仕事のできるやつはいない。おまえは遅い、速く歩け」って散々言われていました。

 

・本気で打ち込んでいると将来が見えてくる。それで僕は負けを見越して、黒字で店を閉めました。常に勝つことが商売人としての生きる道ですから、勝つビジネスをやろうと。

 

・僕らが(若い頃、兄弟四人で立ち上げた小売店が)大手スーパーに負けたのは何と言っても資本力の差でした。となれば、新たに打って出るには遅れている産業がいいだろうということで、まずは東京都の国立に「すかいらーく」一号店を出店することにしたんです。

 

・ポイントはですね、とにかく日本一になろうと決めたことです。そのためにはアメリカで先行しているチェーンストアについても勉強しました。そして、最初に立てたのが、三多摩(東京西部)三十店計画でした。三多摩一にならない限りは、日本一になれないという思いで、まずは国立から始めたんです。

 

・とにかくずっと底辺を歩んでいていて、ようやく売り出したのは一九七〇年に一号店を出した二、三年後でした。そのきっかけになったのが、例えばよそでやっていなかった正月の営業を始めたことや、小学生が作文にお店のことを書いて学校で発表してくれたこと、それに八王子につくった四号店がイタリアンレストラン「ジロー」の百号店と戦って勝ったことなどが大きかったです。

 

・心がけもなにも、とにかく必死ですよ。兄弟でそれぞれ役割に違いはありましたけど、創業期っていうのは全員が兵隊。だから創業者って何でもできるんです。

 

・僕もいろいろ失敗をしましたけど、その失敗の山の中から一本の成功の道を選んできたんですよ。先ほど、ヒットするかどうかは運だと言ったのは、それだけ失敗をたくさんしているからこそ言えることなんです。

 

・(店舗数百店舗になり千店舗を目標にした時)社員も大変だけど、僕なんか一日に二十時間は働いていた。でもね、僕はいくら働いても苦でも何でもなかった。商売っていうのはお客様が喜んでくれるから、苦労が苦労でなくなるんです。

 

・いつまでもお客様が喜ぶものを創り続けようとしたことが、これまで手掛けてきた店がどれも繁盛店になった一番の要因ではないかと僕は思いますね。

 

・経営に関して一つ言えることは、自分の価値にこだわり過ぎないことですね。価値観て人からもらってつくり上げていくものなんです。だから生まれ育った環境や親から教えられた価値観だけに縛られていたら、たぶん失敗していましたね。

 

・時代とともに価値観って変わっていきます。だからその時代に合わせて自分の価値観を常に変えていかないといけないんです。商売の基本は変わらなくても、価値観を変えていくことは非常に大事なことだと思います。

 

・(人生を成功に導く上で大切なことは?)それは裏切らないことじゃないですかね。商売っていうのは誰かが損をするものではなくて、皆が生きていくために少しずつ儲かって、なおかつお客様のためになることをやることだと思うんですよ。そのためには、まず、一緒に仕事をしている人たちを裏切らないことじゃないでしょうか。

 

・信頼があれば、何か小さな失敗をしても、それくらいいいよってことになるでしょう。許してもらえるんです。ところが、信頼がないと不信感という小さな穴があき、そこからあっという間に全部崩壊していく。会社は外部要因ではなく内部のことで潰れるからです。

 

・お金のことについても、何か仕事を一緒にするにしても、あるいは買収するにしても、あの人ならいいよねっていうのは、結局はどれだけ信頼があるかにかかっている。それは口で言うことではなく、その人がやってきた歴史そのものだと僕は思いますね。