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和紙デザイナーの堀木エリ子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は和紙デザイナーの堀木エリ子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

人生において、「ご縁」と「腹の底から湧き上がるパッション」が大事

・(既成概念を超えて様々な作品や技法を生み出すことについて)私は、チャレンジはすごく大事だと思っていて、「昨日よりはきょう、きょうよりは明日」と、自分であえて高いハードルを設定しています。営業活動は一切しておらず、すべてお客様からの依頼にお応えする仕事ですが、その要望に応えようと創意工夫をしていることが、結果的に新しい技術への挑戦に繋がりました。

 

・(紙漉きの世界では)職人さんと共に十人がかりで漉くんですけど、「百%思い通りにしてやろう」と思って漉いてもろくなものになりません。道具を動かすタイミングや天候、水の状態など様々な要素が影響していて、三割くらいの偶然が発生した時、人間の力では想像できないようなデザインが生まれるように感じています。だから逆に三割の偶然性を引き出せるのかを課題にしていて、原料や水などの自然を相手に「指揮」を取っているのかも知れません。

 

・私は人生において、「ご縁」と「腹の底から湧き上がるパッション」が非常に大事だと思っているんです。和紙と出逢ったのはご縁でしたが、腹の底から湧き上がるパッションがあったから、そのご縁が広がり、深まって、いろいろな仕事に繋がりました。

 

努力をしていないとチャンスが訪れても何もできない

・普段から努力していなかったらチャンスが訪れても何もできないですよね。

よく思いがけない幸運のことを「たなからぼた餅」と言いますけど、棚の下まで自分で行っていなかったら、ぼた餅が落ちてきた時に受け取れません。

 

・絶対に「できない」と言わないというのは同感ですね。手漉き和紙の職人さんに「こんなことはできる?」とひと言目には絶対「できへん」と返ってきます。でも、本当にそうなの?と疑問に思って自分でやってみると、案外できる糸口が見つけるものです。

 

・機械漉きには出せない手漉き和紙の魅力には二つあります。長く使っても強度が衰えないことと、使えば使うほど質感が増すこと。

 

 

 

がんになって気が付けたこと

・会社経営をしているとなると責任が一段と重くなるので、念のため健康診断を受けてみたところ、がんが見つかったんです。お医者さんは最悪のことも想定しますから、命の危機についても言及されました。

それで弁護士と共に公式な遺書を書いたんです。立ち上げたばかりの会社をどうするのか。過去の作品を一冊の本にすることや、作品や財産の管理についてなど書き残したんです。

書き終えて気付いたのですが、仕事のことしか書いていないんですね。それをよみ返しながら、「こんなこと、スタッフだけでできるわけがない。生きなくては!」と強烈に思ったんです。

 

・(健康診断でがんが見つかり弁護士と共に公式な遺書を書いた)結果的に手術をしていまは元気なんですけど、遺書に書いたことはすべて三年以内にやり遂げました。

何となく頑張ろうと思っているうちは進まないことも「いつまでに何を」ということが明確に定めれば、必ず達成することができる。この時そう確信できました。

 

・がんになったおかげで気づけたこともあります。痛感したのは、「人間はしに様は選べない」ということ。と同時に、「でも、生き様は選べるじゃないか。日々成行きに任せず、ちゃんと生き様に向き合って生きなければならない」と。

 

・「生き様って何だろう」と考えて辿り着いたのが、「人のために役に立つこと」でした。個人という狭い枠ではなく、会社としてできる最大限のことをし尽くしたら、それは生き様に繋がると考えたんです。

 

・それまでも「伝統産業の未来のために」なんて大義名分を掲げてはいましたが、やはりどこか自分の生きがい、ワクワク感に従って仕事をしていた面があったと思うんです。でも、「人のために」と口にし続けることで、自分でも気づかないうちにその思考が血肉化されていった。やっぱり夢は言葉にして語らないと実現しませんよ。

 

忘れられない言葉

・私には忘れられない言葉があります。二十四歳の時に出逢った呉服問屋の社長さんから言われたのですが、「堀木な、ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、全部わしのせいや」と。

どういう意味かというと、人は何かあると必ず人のせいにしたり環境のせいにしたりするじゃないですが。そうではなくて、全部を自分のせいだと考えろと。そうするといろいろなものが見えてくるというのです。これは非常に大事な考え方だと思います。

 

・京セラ創業者の稲森和夫さんからも多くのことを学びました。特に「利他」という言葉を大切にしています。がんになって人生を見つめ直した頃にこの言葉に出逢ったのですが、誰かのために自分をどう役に立たせるのかという人生の究極の心理を、僅か二文字で説いていることに心から感動しました。

 

・よく、「天職ってどうやって見つかりますか?」と聞かれることもありますが、もっと他に相応しい仕事があるに違いないと転職を繰り返していたり、我欲だけで働いているようでは天職には絶対に出逢えません。

天職というのは見つかったり見つけたりするものではなくて、「生涯を懸けてこの仕事をしよう」と覚悟を決めることだと思うんです。

 

・受難があるから頑張れる。全部がうまくいっていたら、逆に腹の底から湧き上がるパッションは生まれてこないと思います。

 

・私はやっぱり「利他」のひと言です。誰かのため、何かのために一所懸命になれる。そういう対象に出逢えた私たちは本当に幸せですね。これからもこの精神を失わず、作品に向き合っていきたいと思います。

 

終わりに

いま、もし私ががんになったとしたら、自分の人生を振り返って「後悔がない」「すべてやり切った」「思い残すことはない」と言えるかな。と考えてみました。

 

すると、どう考えても満足できるものではないんですね。

 

まだやり途中のアクションやドラッカー経営学を極めていないどころかほぼ素人同然とか、全国の神社さんや行きたいお寺さんがたくさんあるとか。。。

 

趣味の神社仏閣巡りはいずれ人生の終焉と共に終わりますが、それ以外の仕事に関することなどは、やはり後悔することしかありません。

 

ということは、私が自分自身の人生に納得するようにするためには、やるべきことを後悔がないところまでやっていくしかないんだなぁと改めて感じます。

 

そんなことを考えさせてくれました。