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沖縄ファミリーマート社長、リウボウホールディングス会長の糸数剛一氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は沖縄ファミリーマート社長、リウボウホールディングス会長の糸数剛一氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

地域のいいモノを取り込む「地域完結型」の商売

・沖縄県は全国の中でも珍しく人口が増えているとはいえ、数年後に頭打ちになることが目に見えています。加えて、国内外の競合他社がどんどん入ってくる。その中で生き残る方法は、小売りで地域のいいモノをただ売るのではなく、リスクを取って生産の段階から一緒に関わり、地域の会社がお互いの信頼関係で生産から販売まで取引しましょうと。

 

・地域のいいモノを取り込んで、「地域完結型」の商売をすれば、その十倍や二十倍のナショナルチェーンが進出してきても、彼らはナショナルブランドを売るしかなくなるので、こちらも十分元気に生き残っていける。

 

・大手が参入するたびに皆大騒ぎするんですけど、全く慌てる必要はなく、生産量や売り上げを拡大するというよりは、独自性を持ってお客さんから圧倒的な支持を得ることが最大のテーマなんです。

 

海外の小売り業から学び独自性を出す

・ロサンゼルスは小売業が熾烈な競争をしていまして、いろんな店を見る中で、当然のことなんですが、自分たちのターゲットとする顧客をしっかり定め、独自性を持っているところが生き残っていると。そこで学んだことを基にしつつ、どう独自性を出すのか、同地域性を持たせるのかを考えて日本に戻ってきたんです。

 

・(ロサンゼルスは)いろんな国から人が集まっているので、その人の背後にはそれぞれの国の文化があるわけですよね。最初こそ違いを感じるものの、コミュケーションを重ねていくと本質的なところは同じだなと。つまり国籍が異なっても男性同士、女性同士は似ていて、同じ国の男性と女性のほうがよっぽど多様性があり、感性が全く違うと気づいたんです。

 

・独自性を出したい時には男性だけじゃダメで、女性の考え方、感性を取り入れたほうがいい。しかもうちの場合はコンビニこそやや男性のお客さんが多いんですけど、スーパーや百貨店になるとほとんど女性ですから。私を筆頭に取締役はおじさんばかりなので、これは絶対に間違っているぞと(笑)

 

・ただ女性の職位を上げればいいということではなく、一番重要なのは平社員だろうが課長だろうが決裁権を持たせること。そうすることで彼女たちの考え方、感性が生きてくるわけじゃないですか。

それで失敗や成功を繰り返しながら独自性を磨いていく。私にとってアメリカの三年間はとても大きかったですね。

 

当時の沖縄のファーストフード業界とコンビニ業界

・私はアメリカ施政下の沖縄に生まれ育ち、沖縄が日本に復帰したのは中学校一年生の時でした。移民がとても多く貧しいところだったので、小学校高学年の頃から外に出ることしか考えていなかったんです。

 

・.(入社当時、九億円の累損を抱えていて、ファミマ事業が沖縄から撤退するかという話が朝礼でしょっちゅう飛び交っていたので)なんという会社に入ったのかと思ったんですけど(笑)、ただ私はコンビニは必ず伸びると確信していたので、潰れる前に三年くらいですべてのノウハウを吸収し、自分でまた商売しようと考えていました。ところが、やり出したらとにかく面白くて、気がついたら二十年以上いたわけです。

 

・(業績を伸ばしていく)転機のなったのは、異業種交流会で県下のファーストフード業界の人たちと会った時、ファストフードの日商(一日の売上)は沖縄が全国で一番高いって言われたことです。驚きました。当時沖縄ファミマは全国のファミマの中で日商が最下位でしたし、そもそも沖縄県民の所得も全国で一番低かったので、果たして本当かなと。ただ、実際自分でも調べたところ確かにその通りなんです。

ファストフード店が全国一繁盛しているのに、コンビニが全国一売れていないのはおかしい。何が違うのかなと思った時に、県民が欲しいものが置いていないからじゃないかなと。そこからですね。沖縄県民の消費動向や県民性を大局的に見るようになったのは。

 

・顧客視点に立って県民が喜ぶ商品やイベント、キャンペーンを考えることで、みるみるうちに売り上げが伸びていき、店舗数も増え、県内シェア一位になったんです。

 

 

 

仕事を楽しむ人は伸びる

・(オーナーが経営している百貨店が四年連続赤字になり、リウボウホールディングスの社長に就任して)まず感じたのは、毎年毎年同じような営業展開ばかりやっていて変化が全くないんですよ。この時代に新しいことを取り入れず旧態依然としたままでは、当然お客さんは来ません。

 

・既存の業務を「磨く仕事」と「変える仕事」に分け、ベテラン社員には「磨く仕事」を、中堅若手社員には「変える仕事」をしてもらい、業務のあり方や生産性を根本的に見直したんです。社員のみならず取引先にも協力してもらい、一年で八千万円ほどの黒字を出すことができました。

 

・仕事を楽しむこと、ワクワク感が非常に重要ですよね。そうするとどんな問題にぶち当たっても何とか解決しようとしますし、創造性とか新しいアイディアも出てくるんです。伸びる人、伸びない人にも通じますが、好奇心旺盛でその仕事を心から楽しんでいる人にやっぱり勝てません。

 

スティーブ・ジョブズの演説「Stay hungry, stay foolish」

・私はやりたいことを我慢している若い人にはよく「恐れずにチャレンジすべきだ」と言っています。それでもし失敗したって、法に触れることでない限りは何も失うものはないんですよ。またチャレンジすればいい。これは若者の特権だと思います。

 

・私がたいせつにしている言葉はスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式のスピーチで語った有名な「Stay hungry, stay foolish」です。私なりの解釈ですが、フーリッシュというのはバカになれというよりも、囚われるなということだと感じています。

 

・いま世の中の変化は凄まじいですから、革新をしていくためには自分の業界だけではなく、AIの最先端を行っている人だとか、異業種の専門家に会って知見を広げることがすごく重要です。常にハングリー精神と好奇心を持ち、常識や固定観念などに囚われず、新しい事に挑戦する。こういう心がけで歩んできましたし、今後もそうありたいと強く思っています。

 

終わりに

私自身、少しばかりですがマネジメントをかじっているのですが、海外の小売業や沖縄でコンビニ業界のトップの成績を達成するなど、ものすごい実績の方だなぁと改めて感じました。

 

もうだいぶ前の話ですが、ドラッカー学会の講習に参加した時に参加日数が進むにつれて人数が減っていき、その分、ハイレベルの方々しか残っておらず途中離脱したことを思い出します^^;

 

その高みに少しでも近づきたいなと思いますが、そのためのヒントは糸数氏がおっしゃられている「異業種の専門家に会って知見を広げること」なのかも知れません。

 

そのような場に積極的に参加できるように私自身も自分をより高めていこうと思います。

 

という感じで今回はこの辺りで失礼いたします。