こんにちは
クローバーです^^
今回は草木染め作家の「ゆうすけ工房」代表、坪倉雄介氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^
【目次】
交通事故によって記憶喪失に
・僕がいつも思っているのは、着物から遠ざかっている現代の人たちに新たな角度、新たな視点で興味を持っていただきたいということです。僕の人生や仕事はテレビや新聞などいろいろなメディアで紹介されていますから、それをご覧になった方から展示会のオファーをいただくこともあります。きっかけは様々だとしても、これまで着物にまったく縁のなかった人たちに少しでもその魅力に触れていただけるとしたら何よりの喜びです。
・僕は(18歳で交通事故に遭った時)意識を失った状態で、そのまま集中治療室に入れられました。レントゲンを撮ると脳が真っ黒になるくらい内出血を起こしていて、頭蓋骨を切って血を抜くというリスクを伴う治療法もあったそうなんです。でも父親が「この子は必ず自力で回復するはずだから、そのままの形で様子を見させてほしい」と。この父の判断も、僕がいまこうして仕事ができる理由の一つでしょうね。
・予断を許さない危険な状態が続く中、両親は毎日見舞いにやってきては、何の反応も示さない僕に話し掛けたり、手を握ったり精いっぱいの愛情を注いでくれました。そして、これも運命なのでしょうか、握られた手を、弱い力ではあったんですが、僕が握り返したようですね。
・(交通事故に遭ってから)十日後、奇跡的に意識を取り戻した僕は救急病棟から一般病棟に移されました。ただし命を取り留めた代償としてすべての記憶を失ってしまいました。誰が父親であり母親なのか、家族や友人の顔すらわからなくなっていたんです。
両親の愛情
・(記憶喪失から立ち直る道のりは)ドラマなどで見る記憶喪失の場面は「ここはどこ?私は誰?」というイメージなのでしょうが、僕に起こった現実はそういうものではなく、眠たいとはどういうことか、おなかが空くという感覚はどんなものなのか、そればかりか嬉しい、悲しいという感情すら分からない状態でした。母から「朝ご飯を食べよう」と言われても何のことか分からない。(中略)
母から「優介、おいしい?」と聞かれ、「ああ、おいしいというのは、いまのこの感覚と一緒なんだ」と納得できたんです。
・ありがたかったのは、両親は(記憶や感情がまったく分からない)そんな僕を大学に通わせようとしてくれたことです。僕は子供の頃から絵を描くのが好きで、事故に遭った時は大阪芸術大学の一年生でした。両親はこの子に絵を描く喜びを味わわせてあげたいという思いで「優介をもう一度育て直そう」と考えたそうですね。
・入院していた頃、母はスケッチブックとペンを僕に渡して絵を描いてみなさいと言いました。描いたものを後で見ると、本当に子供の落書きみたいなものでしたが、それでも描き続ける中でそれなりの絵になって行きました。
師匠から学んだこと
・師匠に教えられたことはたくさんあるのですが(中略)先輩が帰った後にこっそり練習をする僕を見て「そんなに慎重になって失敗するくらいなら、まずやってみろ。それで失敗したら、それは自分の足りない部分なのだから、そこを改めて次に挑戦するんだ。練習なんかないんだ。常に本番なんだよ」
そうして、その場でいきなり本場用の生地を張って集中力と緊張感をもって染めるよう指導を受けたんです。
・失敗を恐れていつまでもぐずぐずしているよりも、自信と勇気と挑戦心を持って仕事をするほうがドキドキする興奮を味わえるし、こちらの方が仕事が面白い。
一番大切にしているのは人の気持ちや心
・僕がいま一番大切にしているのは人の気持ち、心です。(中略)いまの人たちは子が親を思う気持ち、親が子を思う気持ちのような素晴らしい人間の心、大自然の働きに背を向けて、機会や物にばかり心が奪われているように思うんです。そうではなく、もう一度、この大地の美しさを見つめてみよう。と。
僕の仕事がそのために少しでも役に立つとしたら嬉しいですね。
・僕はこれまで数多くの人たちの言葉によって支えられ、励まされながら、ここまで歩いてくることができました。特に両親や友人、師匠には本当に愛に満ちたたくさんの言葉をかけてもらって、失った言葉を再び取り戻すことができました。
・生きているといろいろなことに出合います。僕も様々な感情を味わいながら生きてきました。しかし、嫌なことの周りには、まだまだ見落としている素敵なものがいっぱい転がっている。それを見つけることに一所懸命になっていれば、嫌なことを気にしている時間がとてももったいなく感じる。これは僕自身の信念であり、自分に言い聞かせている言葉でもあるんです。
終わりに
草木染め作家の坪倉雄介さんは現在「ゆうすけ工房」という工房で創作活動をしていらっしゃるのですが、18歳の時の交通事故で記憶どころか感情までも、失ってしまったそうです。
そのような状況で、最初はかなり自分自身に対しても周りに対してもイラ立つこともあったそうですが、周りに感謝するということができるようになり、人の気持ちや心を大切にしてるそうです。
私だったら、そのように考えられるかというと自信がないです。。。
どんな状況でも、プラスに考えていけるように私自身も自分を見つめ直す良い機会になりました。
という感じで今回はこのあたりで失礼します。