ビジネス書籍や経営哲学や経営学などに関する話

ビジネス書籍や経営学や経営哲学など学んだ事を書いて行きます

矢野博丈氏の名言に学ぶ「失敗しても人生は終わらない」|ダイソー創業者が教えてくれた仕事と人生の向き合い方

 

こんにちは

Cloviaです^^

 

今回は矢野博丈氏の名言に学ぶ「失敗しても人生は終わらない」|ダイソー創業者が教えてくれた仕事と人生の向き合い方です^^

 

【目次】

 

 

「もう、自分には無理なのかもしれない」

何をやってもうまくいかないとき、そんな気持ちになることがあります。

頑張っているつもりなのに、結果が出ない。

周りの人は前へ進んでいるように見えるのに、自分だけが取り残されている気がする。

そんなとき、成功した経営者の話は、かえって遠い世界の出来事に感じられるかもしれません。

でも、ダイソーを創業した矢野博丈氏の歩んできた道は、最初から順調だったわけではありません。

仕事を転々とし、事業の失敗も経験しました。

その言葉には、成功者らしい華やかさよりも、思うようにいかない人生を生きてきた人の実感があります。

今回は、矢野氏の経験から、失敗との向き合い方、仕事を続ける意味、そして人に喜んでもらうことの大切さを考えてみたいと思います。

何度も仕事を変えたからこそ、見えてきたもの

矢野氏は、若い頃にさまざまな仕事を経験し、転職を重ねました。

義兄のボウリング場を手伝ったものの、その事業も倒産してしまいます。

自分には運がない。

そんなふうに感じた時期もあったそうです。

私たちは、成功した人の現在の姿を見て、その人には特別な才能があったのだと思いがちです。

でも、その人にも、うまくいかなかった時期があります。

何をしても結果が出ない。

努力しているのに報われない。

そんな時間を経験している人も少なくありません。

だからといって、失敗すれば必ず成功するわけではありません。

ただ、今うまくいっていないことが、その人の可能性のすべてを決めるわけではない。

私は、そう思いたいのです。

「今日一日を一生懸命に」という生き方

矢野氏は、最初から会社を大きくすることを目標にしていたわけではありませんでした。

まずは生活していくために、目の前の仕事に取り組む。

その積み重ねが、やがて大きな事業へとつながっていきました。

私たちは時々、遠い未来ばかりを見て疲れてしまうことがあります。

何年後には成功しなければ。

もっと収入を増やさなければ。

周囲に負けない結果を出さなければ。

もちろん、目標を持つことは大切です。

でも、未来のことを考えるほど、今日の自分が小さく見えてしまうこともあります。

そんなときは、今日できることへ目を向けてみてもいいのかもしれません。

仕事を一つ丁寧に終わらせる。

昨日より少しだけ工夫してみる。

誰かに感謝を伝える。

小さなことでも、それは前へ進んでいる証拠です。

遠くまで進めない日にも、今日できる一歩はある。

矢野氏の歩みは、そんなことを教えてくれる気がします。

 

 

 

安さだけでは、お客様は喜ばない

ダイソーの原点にあるのは、100円という価格だけではありません。

矢野氏は、品質のよい商品を届けることにも強い思いを持っていました。

安くても、使いにくければ意味がない。

買った人が喜んでくれなければ、長く選んでもらえない。

そのために、利益がほとんど出ない商品を扱ったこともあったと語っています。

ここで考えたいのは、安売りをすればよいという話ではないことです。

大切なのは、価格に対して、お客様がどれほどの価値を感じるかということ。

そして、その価値を届け続けられる仕組みをつくることです。

お客様に喜んでもらう。

その喜びが信頼につながる。

信頼が、次の来店につながる。

そんな循環をつくることが、商売の大切な土台なのだと思います。

「恵まれなかった幸せ」という考え方

矢野氏の言葉の中で、特に心に残るのが「恵まれなかった幸せ」という表現です。

事業が思うようにいかなかったこと。

火災などの思いがけない出来事に遭遇したこと。

そうした経験が、お金を大切にする姿勢や、堅実な経営につながったと振り返っています。

もちろん、苦労はしない方がよいこともあります。

つらい経験を無理に美談にする必要はありません。

それでも、過去の出来事を振り返ったとき、

「あの経験があったから、今の自分があるのかもしれない」

と思えることはあるのではないでしょうか。

失敗そのものに価値があるというよりも、そこから何を学び、次にどう生かすか。

その積み重ねが、経験を少しずつ意味のあるものに変えていくのだと思います。

人を喜ばせることが、仕事の喜びになる

矢野氏は、お客様や社員が喜んでくれることを大切にしていました。

自分が考えた商品で、誰かが笑顔になる。

その喜びを、仕事の原動力にしていたのです。

私たちは仕事をするとき、どうしても成果や評価を気にします。

売上。

目標。

役職。

収入。

どれも大切です。

でも、それだけでは測れない喜びもあります。

お客様から「ありがとう」と言われたとき。

部下が以前できなかった仕事をできるようになったとき。

自分の工夫が、誰かの役に立ったとき。

そんな瞬間に、仕事を続けていてよかったと感じることがあります。

仕事の成果は数字に表れる。でも、仕事の意味は人との関わりの中にもある。

そのことを忘れずにいたいと思います。

Clovia|今、うまくいっていなくても

矢野博丈氏の人生を振り返ると、成功するまでの道が一直線ではなかったことが分かります。

失敗もありました。

思いがけない出来事もありました。

それでも、目の前の仕事に向き合い、人に喜んでもらうことを大切にしてきました。

もし今、思うような結果が出ていないとしても、それだけで自分の可能性を決めなくてもいいのだと思います。

今日は今日の仕事を、一つだけ丁寧に。

できることを、一つだけ増やしてみる。

誰かに喜んでもらえることを、一つだけ考えてみる。

その小さな積み重ねが、いつか思いがけない未来につながるかもしれません。

人生は、今の結果だけで決まるものではありません。

明日の自分には、まだ出会っていない可能性がある。

そんな気持ちで、また一歩進んでいきたいですね。

読む。考える。試す。伝える。

知識と先人の知恵を、仕事と人生の力に。