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櫻井よしこ氏・中西輝政氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は櫻井よしこ氏・中西輝政氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

櫻井よしこ氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・およそすべての施策が中国をターゲットにしているという意味で、アメリカの中国に対する強い拒否感が伝わってきます。中国に好き勝手なことはさせないという決意、アメリカは超大国の座を明け渡さないという誇りなどが色濃く滲んでいます。

 

・アメリカが内向きになることをアメリカ・ファーストと言いますが、このアメリカ・ファーストの歴史を見ると、いまに始まったことでは全然なくて、第二次世界大戦の前から大西洋横断飛行を遂げたリンドバーグを中心に、アメリカ・ファースト委員会というのがつくられています。

 

・どこの国に行っても中国より日本のほうが遙かに歓迎されているということで言えば、やっぱり日本が日本の価値観を持って世界に旗を立てるべきだと思うんですよ。

 

・ノーベル賞を受賞された本庶佑さんはじめ、多くの受賞者が、このままでは日本は絶対ノーベル賞を取れなくなると警鐘を鳴らしていますね。

 

・国立大学を独立行政法人にしましたでしょう。これで何が起きたか。文科省の天下り先が百以上増えたわけですね。文科省の役人の天下り先を確保するための大学になっている。

いまの中央省庁の官僚たちの意識が低いというか、国益や何十年か先の日本国の姿やビジョンを考えていないと思います。

 

・日本の財政の赤字を考えると、国民に少しばかりの負担増を養成することは少しもおかしくない。逆に高校の授業無償化ですが、これも本当に困った人に対しては無償でいいと思いますけど、そんなことよりももっと先にカットするものがあるでしょうと思うんです。

 

・いまは「経済か憲法改正か」という二者択一でなくて、両方やらないといけないと思うんですね。両方やるのは非常に厳しいことですけれども、日本は他の国々とは違う宿命を帯びていることを自覚しないといけない。

他の国では、占領軍に憲法を押しつけられたなんて実体はないわけです。

 

・日本は拉致問題も解決できない、北方領土や竹島だって実効支配されたまま、尖閣諸島だって盗られるかもしれない。相手と交渉するには、いざとなったら軍事力があるぞってことを見せなきゃならないのに、それがない。だから、せめて他国と対等な交渉ができるように、憲法を改正しようと。

日本の政治家は戦後七十年余りも怠惰な道を歩んできたわけです。

 

・日本にとって一番大事な国はアメリカです。日本は安全保障を全部アメリカに頼っているわけですから。惨めなことですけど、頼らざるを得ない。ですから、日米関係をとにかく緊密なものにしておかなきゃいけない。

 

・(日本はできるんだという)自信はどこから来るのかというと、日本民族の歴史を辿ることからです。そこに泉の如く湧く自信の源があるわけですから、日本人としての自覚を新たにするところから、新しい道が開けていくと思っています。

 

 

 

中西輝政氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・日本ではなかなか報道されないんですが、NATOを取り巻く環境は急激に変わってきています。

かつてはイギリスがヨーロッパの安全保障はNATOが中心であるべきだ、アメリカを関わらせるべきだという形だったんですが、イギリスがEUを離脱することが確定し、いまドイツ辺りが中心になってNATOに替わるヨーロッパ独自の軍事機構、つまりアメリカを入れない枠組みをつくろうとしているんですね。

 

・ケルメル首相はプーチン大統領と仲がいいだけではなく、彼女が最も尊敬する歴史上の人物は何と十八世紀後半のロシア女帝、エカチェリーナ二世なんですね。

 

・いまでもドイツにしてみれば、非常にややこしい国が東側に多いでしょう。ポーランドとかチェコとかルーマニアとか。ところが、ドイツとロシアが手を組んだら、こういう国を一遍に言うことを聞かせられるし、東欧の資源も確保できるし、ドイツにとっては東方の難しい問題が全部解決できる。これがドイツ人の歴史の知恵みたいなものです。

 

・やっぱり「対米自立」という今後の日本が目指すべき国家目標を、もう一度今の環境に照らし合わせて、大きな視野で長期にわたって考える必要がある。中国は建国百周年の二千四十九年に向かって着実に進んでいますからね。

 

・おそらく中国、韓国、北朝鮮、この辺りを除いてほとんどの国が皆、「日本と中国、どちらがいいですか」と聞いたら、「そりゃ日本だよ。日本のほうが安全だし、信用できる」と答えると思うんです。ただ、世界が動いている理論はもう一つあって、それは豊かさ、利益。

日本の経済がこのままではどんどん下がっていく。そうすると、いくら安心できて、きちんとした価値観を持った日本であっても、先立つものがないじゃないかと。魅力ある技術が中国に追い越されているじゃないかと。

 

・もう一回日本人が豊かさ、経済力を取り戻す。特にAIやIoT、EV、ゲノム研究といった最先端技術ですね。どうも最近の日本を見ていると、かつて持っていた自信が過度になくなったというか、自虐的というか、日本はもっと大きな可能性があるのに、なぜそこまで自信を無くしているんだろうと。

 

・最近特にノーベル賞の問題がよく議論になりますけども、長年大学に籍を置いていた人間としては、このままいくと本当に日本の国際競争力は低下していくと危惧しています。

 

・財政の再建というのは非常に辛いことだけれども、しかし、これを短期間で乗り切る方策を考えなきゃいけない。ズルズルやると技術力など「国家の源泉」が衰退し枯渇するからです。

 

・自立した国になるために何が大切かと考えれば、一つは、常に十年、二十年先の長期的な視点を持つこと。もう一つは、「自力」をつけることですよね。だけど、最後の最後まで一番大事なことは、日本はできるんだという「自信」の力。これがものすごく大きいと思うんですよ。