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村上信夫氏・童門冬二氏・斎藤一郎氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は村上信夫氏・童門冬二氏・斎藤一郎氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

村上信夫氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・小さい頃からとにかく引っ込み思案で人見知り、物怖じして恥ずかしがり屋で友達もいない。京都で生まれ育ったのですが、関西の方言で「あかんたれ」とよく言われていました。

 

・大先輩(大学のOBのNHKのアナウンサー、中西龍氏)を目の前にいろんな質問をさせていただいたわけですが、「アナウンサーの魅力って何ですが?」と聞いてみると、中西さんはこう答えられました。

「人の喜びを倍にして、人の悲しみを半分にすることだ」

私はこのひと言に痺れました。

 

・中西(龍氏・NHKのアナウンサー)さんは私に「日本一のアナウンサーになれ」と言ってくださったのです。

いま振り返れば、日本一のアナウンサーとは、功成り名を遂げて誰もが知っている存在ということではなく、その道において人が持っていない、自分だけの得意技を何か一つ持って、突き進んでいきなさいという意味でおっしゃったのだと思います。

 

・人生には晴れの日もあれば雨の日もある。どんなに理不尽なことや困難が降りかかっても、それがいつまでも続くわけではありません。(中略)

いま目の前に与えられた環境や境遇を人と比べて羨むのではなく、常に無我夢中で取り組んでいっていただきたい。「人生には無駄な一つもない」のですから。

 

童門冬二氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・七十、八十、そして九十になっても、年を取ったなぁという意識は全くないんです。そういった意識は完全に凍結されちゃったんですよ。

 

・生き方の基本路線で言うというのは、孔子の教えにあるように、十五にして志学、三十で而立、四十で不惑と続くわけですが、七十で終わっていて、それ以降も触れていないでしょう。

『言志四録』を書いた佐藤一斎の言っていることも、必ずしも年代に応じたものではなく、どの年代でも通用することなんです。それだけに、七十以降の人生というのは、戸惑いつつ生きてきたというのが正直なところですね。

 

・自分にとって必要のない情報は切り捨てる。気障な言葉を使えば、世の中のためとか、自分以外の誰かのためとか、自分以外の誰かの役に立つような、そんな最大公約数的なものに集中するということです。

 

・偉そうなことを書いてはいるけど、結局は僕の知り得た範囲内での人物像でしかない。自分を書いているんですね。だから自信をもってお薦めできないところがある。「まだ欠けているところがありますよ。それは完成品ではないんです」って、心の中ではそう呟きつつも、そこは孔子に許してもらうわけです。

 

・『論語』に「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」とあるでしょう。

これは世間から過ちを指摘されたら改心しましょう、ということを言っているんじゃないんです。むしろ、自分の過ちに気づいた時に、新しい何かを生み出すとか、新しい自分に変わるということを、胸を張ってやりなさいという励ましですよね。それが、僕にとっての大きな励みになっているんです。

 

・基本的には、天下人であろうと何だろうと、汗とか油を流して努力を続ける人間、つまりプロセスに生きている人間が僕は好きなんです。偉くなっちゃった後は、何をしようとお構いなし。むしろ偉くなろうと苦労しながらも、夢を果たせなかった人間たちにこそ僕は魅力を感じるんです。

 

・太宰(治)の言葉は一般の人には出せない、詩情に満ちた美しい言葉が多いんです。そしてその中で僕が最も好きなのが、「かれは人を喜ばせるのが何よりも好きであった」の一文ですね。それに尽きます。

 

・ルーマニア生まれの作家コンスタンチン・ゲオルギウの言葉で、「たとえ世界の終末が明日であっても、私は今日リンゴの木を植える」ですね。これも僕の作家としての目標なんですよ。

 

 

 

斎藤一郎氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・笑顔になれば心身ともに健康になり、充実した人生を送ることができる。そう言うと、「笑顔なんて簡単なことで幸せになれるはずがない」と思う方もいるかもしれません。しかし近年、笑顔が人間の身心に与える効能が、医学的・科学的にも世界レベルで次々と実証されているのです。

 

・fMRI(磁気共鳴機能画像法)という検査機器で、嬉しい、楽しい気持ちを感じて笑っている人の脳を調べたところ、記憶や感情をコントロールする「前頭前野」の血流が増し、活性化していることが分かりました。しかも、嬉しい、楽しい気持ちを感じていない人に「笑顔の表情」をしてもらうだけでも、前頭前野に同じ反応が見られたのです。

 

・たとえ感情が伴わなくても、表情を笑顔にするだけで幸せを感じたのと同じ反応が脳に起こる、つまり、表情筋と幸福感には密接な関係があることを示しています。

アメリカのカンザス大学が実験したストレスと笑顔に関する実験でも、笑顔がストレスの軽減に繋がることが立証されています。

 

・日々の生活でも、笑顔は周囲の人たちに「近づきやすい人」「感じのよい人」というよい印象を与える効果があります。逆に笑顔がない人には、周囲が「近づきにくい人」という感情を持つようになるのは言うまでもありません。日頃から笑顔を絶やさない人こそが人生も仕事も充実できるのです。

 

・日本には「笑う門には福来る」という諺があり、フランスの哲学者・アランも「幸福だから笑うのではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい」との名言を残していますが、まさに近年の笑顔に関する研究は、その言葉を裏づけているといえるでしょう。

 

・(三越伊勢丹グループの「笑顔プロジェクト」で)従業員自身がお客様の立場になった時に、どのようなことで満足を感じるかについてアンケートを取ったところ、接客技術などよりも態度、特に笑顔が大きく影響していることが分かったのです。

 

・自らが笑顔と幸せを生み出すことで、そこからお客様の笑顔と幸せを生み出していく。そうしたミッションを掲げ、従業員一人ひとりが「笑顔メーカー」を目指して、三越伊勢丹グループの笑顔プロジェクトは発足しました。

 

・笑顔は、あなたの日々の生活や仕事を幸福に導いていく優れた力を持っています。そして、笑顔には自分だけはなく、周りの人にも幸福感が連鎖する「笑顔の法則」というものが存在します。

 

・あなたが笑顔になると、まずあなた自身が幸福感を感じ、それを見た周りの人が笑顔になり幸福感を感じる。さらにその周りの人を見たあなたがまた笑顔になる。これが笑顔の法則です。