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北康利氏・菊間千乃氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は北康利氏・菊間千乃氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

北康利氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・関西の電機業界倶楽部には、関西の電機業界に貢献した企業家を顕彰する壁画がある。大阪電燈初代社長の土井通夫や松下電器産業(現・パナソニック)創業者の松下幸之助などの錚々たる顔ぶれの中で、一際私の関心を引き、評伝の執筆にまで至らしめたのが、太田垣士郎という人物であった。

太田垣士郎は、関西電力初代の実現困難と言われた黒四ダム(関西電力黒部川第四発電所)を完成に導き、戦後の復興に大きな功績を残した傑物です。

 

・エネルギー政策は国の存亡をも左右する。かつて日本が戦争へと突き進んだ要因も、突き詰めればエネルギーの供給を断たれたところにあった。

そして、戦後復興を果たそうとする日本のボルトネックになったのも電力であったのだ。現在、理髪店の多くが月曜日を定休日とするのは、かつて月曜日が停電日であった名残である。

 

・高く飛ぶためにはまずしゃがまなくてはならない。こうした苦悩があったからこそ彼(太田垣士郎)には人の気持ちを慮(おもんばか)る繊細な心が養われ、救いを求めて禅を学び続けたことで全身これ胆(きも)ともいうべき不動心が培われていった。これこそが、まさに後年の優れたリーダーシップの源泉であった。

 

・不遇の時代に太田垣(士郎)の支えになっていたのは、「下足番を命じてみたら日本一の下足番になってみよ。誰もその男を下足番にはしておかないから」という小林(十三・経営学者)の言葉であった。

 

・役員会で様々なリスクが指摘されたが、太田垣は言った。

「経営者が十割の自信をもって取りかかる事業。そんなものは仕事のうちに入らない。七割成功の見通しがあったら勇断をもって実行する。そうでなければ本当の事業はやれるもんじゃない。黒部はぜひとも開発しなきゃならん山だ!」

 

・黒四発電所には、太田垣の筆による「禹門(うもん)」という書が掲げられている。古代中国の皇帝・禹が黄河の氾濫を防ぐために築いた三段の古代のダム、この「禹門三級」を越える鯉は龍になるという伝説に因んだ言葉である。

 

・テレビ等で連日報道される日本の諸問題に対し、私たちは政治家や官僚への批判に走りがちだが、まずしっかりしなければならないのは、テレビを観ている自分自身ではないだろうか。

 

・私たち日本人一人ひとりがしっかりした志を持ってさえいれば、家庭も地域もしっかりし、国家もしっかりするはずである。矢印を向けるべきは他者ではなく自分。まず自分の志を問うところから始めなければならない。

 

・志というのは、そこに達しなければ無意味だとは私は思わない。それに従って一日一日を精いっぱい生きることこそが大切であり、その積み重ねの末にことは鳴るものである。また、そういう肚の固まった人間は、仮に途中で倒れようとも悔いは残らないと私は思う。

 

 

 

菊間千乃氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・別に大それた計画があったわけではないんです。「きょうも一日とても楽しかった!」って思いながら寝て、「きょうは何があるんだろう!」ってワクワクしながら出掛けて行きたい。小さい頃から思ってきたのはただそれだけで、そのために努力してきただけなんです。

 

・目標は具体的であればあるほどいいってよくいいますけど、私の場合も漠然とではなく、ピンポイントで目指してきたから叶いやすかったと思うんです。ただアナウンサーになりたいじゃなくて、フジテレビに入りたい。どこか大学に入りたいじゃなくて、早稲田に入りたいっていうふうに明確な思いがあると、そこだけが光っているから迷うことなく努力できると思うんです。

 

・目標というのは、周りから無理だって言われるようなことでも構わないと思います。大事なのは、自分で考えること、自分のだけの方法でそのゴールに向かうことです。それを一回でもやり遂げた人は、必ず次も同じように目標を達成して、自分にしかない道を切り開いていくと思うんです。

 

・アテネオリンピックの取材も担当させていただいたんですけど、その時にシドニーの時から四年間、自分は何も行動を起こしていないことを痛感したんです。もちろん仕事は一所懸命やっているんですけど、オリンピックに出る人たちに匹敵するような人生を懸けた戦いや努力をしているわけではありませんでした。

 

・尊敬する弁護士の方から「何かを得るためには何かを捨てなくてはいけない。弁護士という仕事は、あなたがいま抱えているものを捨てるだけの価値があると思うよ」と言われて、すべてを捨てて本気で挑戦することにしました。

 

・働いてお給料をもらいながら(司法試験の)勉強していたら、きっとそこまで必死になれなかったでしょうね。火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、追い込まれたら、人って何でもできるんだなって思いました。

 

・自分でそれをやり切るんだという強い思いは持つことは大切ですよね。私も自分でこの道に進むんだって心に決めたら、周りの声とか可能性とか、もうそんなことは気にならなくて前に進むのみでした。

 

・不合格発表の翌日朝六時から勉強を再開したんですけど、毎朝六時に起きて、一日六時間勉強して、夜十二時に寝る。その生活を、試験に落ちた翌日から二回目の試験が終わる日まで愚直に繰り返しました。

 

・一秒たりとも司法試験以外のことは考えない。それくらい自分を追い込みましたし、そういう環境に自分を追い込んだから、受かることができたんだと思います。

 

・この日だけはいいやって何か予定を入れると、絶対にその時間だけじゃ済まないんですよね。それについて友達とラインのやり取りがあったり、前後に他のことがジワーッと広がって、勉強する体制が崩れていきますから。やっぱり何も他の予定を入れないで、勉強に思う存分時間を使えるようにしておかないとダメだと思います。

 

・生まれた瞬間から亡くなるまで自分に寄り添っているのは自分自身であって、自分のことを一番知っているのは自分だと思うんです。でも意外と皆さん自分のことを知らない。

 

・自分がどんなことで喜んだり、落ち込んだり、やる気を起こしたりするのか。そういうのは自分と対話を重ねる中で自覚していくことだと思うんですけど、それをしないで、人の意見とか、社会の目とか、マスコミの情報とかに踊らされていると、自分の本当の思いとブレが出てきてしまうのではないかと思うんです。

 

・志というのは、自分ときちんと向き合っていれば、どんな人にも必ずあるはずだと思います。いまの世の中は情報が多くて惑わされることが多いけれども、自分としっかり対峙して努力しを続けていくことが大事ではないかと思うんです。

 

・逃げずにとことん向き合って乗り越えることで、自信もつくし、自然と次に繋がっていく気がします。命があれば、健康があれば何だってできる。これからもその気持ちを忘れないで、自分の志に向かって努力していきたいですね。