こんにちは
クローバーです^^
今回は大井和子氏・上甲晃氏・津田佐兵衛氏の名言・格言集です^^
【目次】
大井和子氏の名言・格言集
・「こんな体で、まともな仕事にはつけん。故郷に帰って食い扶持が増えて足手まといになるだけだ」という傷痍軍人さんの言葉が今でも忘れられません。
・主人は口べたで自分の思いを表現できない人でしたけれども、夕食の時、子供たちに「お母さん、料理が上手だし、お前たちは幸せや。生まれ変わったとしてもお父さんはもう一度、お母さんと結婚したいと思う」と話していて、その翌日に急に亡くなったんです。
・感謝の気持ちは、必ず言葉に出して伝えなくてはいけない。
私は自分の体験から、縁あった人たちには必ずそのことをお伝えすることにしているんです。
・盆正月に帰省した時が、もしかしたら親との最期かもしれない。(中略)明日の命の保証されている人は誰一人としていません。
その時、「ありがとうと伝えたかった」と思っても遅いんです。いま目の前の人に感謝の言葉を伝えることは、後悔のない人生を送るうえで、とても大事だと思います。
・二十人の社員の中には片腕のない人、足に障碍のある人もいて、彼らが惨めな思いをするのが私には耐えられませんでした。
不安がありましたが、その人たちためにも、とにかく三年は、脇目も振らずに頑張ってみようと決めたんです。
・私たちは一度に何万人という方を幸せにすることはできません。しかし、ご縁があって目の前に来られた方に、自分の持っている最大限の知識や情報を提供して幸せにして差し上げることはできます。
反対に目の前の人を幸せにできず、多くの人を幸せにすることはできないでしょう。
・社員にいつも言っているのは、Your smile makes us happy.(あなたの笑顔が私たちを幸せにしてくれる)
わざわざ来社されたお客様のお尋ねに対して、「うちでは取り扱ってはおりません」と答えるのは簡単ですが、手助けになる情報を提供したり、別のお店をご提案したりすることで、がっかりさせることはしない。そのことは常に肝に銘じてきました。
・ある意味で「足るを知る」ことは大事だとしても、現状に満足してしまうと進歩がなくなってしまいます。
これからも「まだまだ」を合言葉に新しい挑戦を続けていきたいと思っています。
上甲晃氏の名言・格言集
・父が掛けてくれた言葉はいまも忘れられない。
「おまえみたいな弱い人間でも強くなれる方法はある。それはペンは剣よりも強いということだ」
国語や漢文、書道の先生だった父は、体の弱い者でも文章の力で悪人を糺(ただ)すことができると教えてくれた。
・松下幸之助はアメリカを旅した際、どこの企業に行っても社員が一人三役こなしている光景を目の当たりにし、日本人も週二日くらい休まないと身が持たないくらい生産性の高い働きをしなければ、競争に勝てないと思ったという。
・「君らな、僕がいまから言う二つのことを守り通したら、松下電器の重役になれる」といったようなことを前置きした上で(松下幸之助氏は)こう言った。
「一つは、いい会社に入ったと思い続けられるかどうかや」(中略)
「もう一つは、社会人になってお金が一番大事と思ったらあかんぞ。もちろんお金も大事やけどな、お金は失くしても取り戻せるんや。しかし、人生にはこれを失うと取り戻すのに大変苦労するものがある。それは信用や。信用を大事にせなあかん」
・「人間、九割は自分でどうにもならない運命のもとに生きている。その運命を呪ってはいけない。喜んで受け入れる。すると運がよくなる。」とも(松下幸之助氏に)教えられた。
世に数百万社あるといわれている中、この会社に入ったというのは縁や運としか言いようがない。その自分の運命を呪わず、前向きに喜んで受け止めていくと人生は好転する。
・研修で、松下幸之助は仕事をする上での二つの心構えを説いた。それもまた、私の社会人生活の基本的な心構えとなった。
「君らの立場は一新入社員やな。しかし、意識は社長になれ」
もう一つの心構えは「上司は使うもんや」ということだ。
・松下幸之助が現場視察に訪れた時など、大抵の人は畏れ多くて二歩も散歩も後ろに下がるが、私は逆に松下幸之助の後ろにピタッとつき、何を質問するか、どんなことを指摘するか、どこを見ているかを徹底的に研究した。
・一年間の研修を終え、私は本社報道部に配属された。
そこで毎朝同じ人ばかり課長に叱られている事に気が付いた。私から見たら真面目に仕事をしているあの人がなぜいつも叱られるのか。
じっと観察して分かったのは、言われたことだけやっているから叱られるということだった。
・最後に、松下幸之助の言葉を噛み締めたい。
「人生もまた経営や。君らは自分の人生を経営している経営者という意識を持たなあかん」
津田佐兵衛氏の名言・格言集
・(2018年時点で)今年で九十五歳を迎えることになりますが、いまのところ私にとって仕事が唯一の趣味になりました。
というのも近頃は他の趣味がどうも頼りなく感じるようになってきて、やっぱり仕事っていうのは一番歯ごたえがある。だから仕事をして、日々暮らしています。
・日野原(重明)先生は「愛のある生活」「したことのないことを始める」「堪え忍ぶ」という三つを挙げられました。これが生活習慣病を抑え込む原点やと。
・経営に関して言うと、「したことのないことを始める」とは正反対で、新しい商売を探すようなことはしませんでした。
激しい時代の変化に合わせて、新しいものや珍しいものをつくって人目を引こうというような商売は一切やらない。
それよりも、この材料でなら一番いいものをつくっていける、ということだけを考えてきました。
・世間では多角経営、多角経営って言いながら目の色を変えて新しいことをしたがってはるのを見て、その風潮に強く反発する気持ちもありました。
そういうわけで新しい商売には一切手を出すことはしませんでしたが、代わりに路線を広げてきました。
・私は経営者としては二流三流の人間ですから、難しいことは考えずに、先祖からの流れを守ろうという思いで家訓を大事にしてきました。
特に第一条にある「利益よりも永続」は一番大事にしてきました。よく他業者の方は損して得取れというようなことを言いますけど、うちでは損はしない代わりに儲けることもするなと。
利益を上げるために目標を定めるんやなしに、いつまでも商いを続けさせてもらえるよう、一番いい材料で一番いいものをつくるというのが私らの商売の仕方なんです。
・私は生きている限り働き続けることが人間として一番正しい生き方だと思うんですよ。
・家訓にも「お客様に感謝、社員に感謝、仕入れに感謝」とありますけど、とにかく様々なご恩に対する感謝の思いから、恩返しをしていきたい、人のためになることやったら何でもやりたいという気持ちです。
感謝報恩に生きていきたいというのがいまの私の心からの思いです。