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福地茂雄氏・曽根綾子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は福地茂雄氏・曽根綾子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

福地茂雄氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・「自分にできることだけを部下に求めるなら、部下はスモール福地ばかりになり、組織は強くならない。(中略)自分にできないことを求めて部下を成長させることこそが、管理職の務めだ」

これは、管理職として部下育成を真剣に考えるきっかけになった忘れ難い教えであり、私のビジネス人生を貫く指針となりました。

 

・管理職たる者、自分を凌ぐような優れた部下を育てなければならない。私は部下指導に迷う度に、本田(博・三ツ矢フーズ初代社長)の姿と「出藍の誉れ」の言葉を反芻し、自分を奮い立たせてきました。

 

・親は子が偉くなることを喜びます。しかし、上司の中には部下の出世を素直に喜べず、伸びようとする部下に蓋をする人もいます。「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、出る杭は大いに伸ばしてほしいというのが私の願いです。

 

・何でも器用にこなす切れ者の部下は、紙は切れても大木を切ることはできない。つまり大成しないのです。厳しい試練を乗り越えていける器の大きな部下を育ててこそ、優れた上司といえるでしょう。

 

・かつて、キャプテンとして東芝ラグビー部を全国優勝へ導いた富岡鉄平氏は、選手を褒めて育ててこられたといいます。

「人の悪いところはすぐ目につきますが、よいところは探さなければ見つからないものです」という言葉が印象的でしたが、人を褒めるということは確かに難しいものです。

 

・私は、褒める時は人前で、叱る時は人陰でということを心掛けてきました。

 

・叱る時はなるべく人のいない所へ呼び、逆に褒める時は皆の前で行えば、部下も奮起してくれるものです。

 

・叱ることと、怒鳴る、苛めるの違いも弁えておかなければなりません。怒鳴ることは単なる鬱憤晴らしであり、苛めることは人を害します。部下の過ちを正すことが、叱る本来の目的です。

 

・私は母校の小倉高校を卒業する時、恩師の高尾為彦先生からいただいた「人生意気に感ず」という言葉を座右の銘として大切にしてきました。相手のことを心から思い、真剣に向かい合えば、意気に感じて成長してくれるものです。部下を抱える管理職の方々には。ぜひともそのことを心に刻んでいただきたいと願っています。

 

 

 

曽根綾子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・加齢は人間に知恵を与えると思います。どんなにぼんやりしてても、日々の生活を営む中で何かの光景を見たり、いろんな経験を積むうちに少しは利口になるような気はします。

 

・所詮この世というのは計画通りにならない。叶えられる望みにも限度がある。そう思えば、割と気が楽になるんじゃないかしら。

 

・昔、ある有名な作家の方に編集者が「小説家に向いている性格って何ですか?」って聞いたら、「そりゃあ、運鈍根さ」っておっしゃった。

 

・運と鈍と根が三つ繋がっていないとダメだって。私もそう思います。自分には才能がなくてもあまり気にせず、何とかなるんじゃないかと思って、ひたすらやり続けるのがいいんですよ(笑)。

 

・いくら才に長けていても、そういう鈍や根の姿勢がない方は運もついてこないかもしれない。

 

・自分をいかに手軽に守るかというのは、個人の責任ですからね。国家なんか当てにしないほうがいい。どんなに弱くても病気でも、できる限りにおいて、自分の身は自分で守り、自分の問題は自分で解決するという気概を持つことは最低条件だとおもいます。

 

・私はこれまで夫の両親と私の母と夫の四人を看病し、見送ってきたんですけど、やっぱり本人の希望を叶えてあげるのが一番だとおもいますね。夫の両親は、入院は嫌だと言っていましたし、夫も同じでした。

 

・夫婦だけに限らず、相手に何でもかんでも求め過ぎないってことは大事なことかもしれません。

 

・体力が許す限りは現世で働き、運命から「もう働かなくていいよ」と言われるような事態になった時、明るく静かに現場を去るという生き方が最も自然でいいですね。

 

・もちろん視力はあったほうがいいに決まっていますけど、私の場合は視力が弱いという肉体的にマイナスの財産のおかげで作家の道に進むことができたんです。

 

・自分の思い通りにならなくて、愚痴や不平不満を漏らしている人が多いけれども、存在するものはすべて善きものだと思えば、呪わなきゃいけないこともなくなるし、辛いことがあっても人生は楽しくなるんですよ。

 

・自分のしたいことを自分の力ですると同時に、他者のためにさせていただくという気持ちがない人間は大人とは言えない。真に幸福な人生も生きられない。だから、七割は自分の楽しみ、三割は育てたいもののためにお金と時間を使う。年を取れば取るほど、そういう人間になれるといいですね。

 

・自己を丹誠するにはまず一生懸けていいという目的を持ってなきゃいけない。その目的に向かって、どういう人間に自分を仕上げたいのか。人間はもちろん脇道に逸れる時間も必要ですけれども、やっぱり自分を訓練していくと同時に自分も他者のために、少し手助けをする気持ちを持つことが大切です。