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宮本亜門氏・安藤忠雄氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は童門冬二氏・三戸岡道夫氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

宮本亜門氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・建築を通じて人の心や生き方や考え方を変えていくことができる。そういう目に見えないものを大切にされているのが、安藤(忠雄)さんの建築の壮大さだと思っています。

 

・心動かされる瞬間をつくるには、一瞬一瞬を精いっぱい生きないとできませんよね。

 

・舞台っていうのはだいたい二~三年前から準備をして、小さな会社をつくっては無くす、またつくっては無くす・・・という感じで、毎回、スタッフもキャストもメンバーが変わるんです。

そういう意味では大変と言ったら大変ですけど、結局それが好きなんしょうねぇ。レールに沿って生きていくのが性に合っていない。

 

・いい意味で空気を読まない人が好きですね。むしろ空気を読むのはマイナスだと思っているのですが、それくらい全く違う意見とか突拍子もないことを言う人こそ面白いと。これは海外で仕事を多くさせてもらうようになってから感じるようになりました。

 

・(子供の頃は)部屋に閉じこもって、芥川龍之介とか三島由紀夫とか中原中也とか、暗い本ばかり読んでました。その影響から人間の内面を見るのが好きで、人間の矛盾やコンプレックスを探ってましたね。

当時はそれに入り込み過ぎて引きこもりになったのですが、いまではその自問自答は修業であり、生きていく上でのプラスと思えるようになったので、楽しく演出しています。コンプレックスをバネにしたわけです。

 

・高校二年の時に一年間引きこもったわけです。部屋を真っ暗にして、ずっとレコードだけかけてましたね。ミュージカルやクラシックを聴いていると、頭の中にイメージがバーッと広がってきて、何らかの形で外に表現したい、人に感動を伝えることがしたいと思って、それから演出家を目指すようになりました。

 

・毎日、自分の稽古が終わっても稽古場に残って主役の演技を見せてもらったり、演出家がどんなことを役者に言うのかを観察しました。

実際に演出家になれるかどうかという結論はみえなくても、とにかくもうこれをやらないと自分が自分でいられない。そういう強い思いに駆り立てられて、今日まで走ってきた感じがします。

 

・僕が小学生の時から母は入退院を繰り返して、もうあと数カ月で死ぬって何回も言われていましたが、結局母はそこから十年以上も生き延びた。

その母の言動から、生きるとは悦びであること、一日一日を大切に精いっぱい生きること、何があっても前向きに生きること、まさに人生を生きていく上での心得を学びました。

 

・母が亡くなった時は壮大なゆるぎないバトンを受け取った感覚があって、感謝しても感謝しきれないですし、いまでも何かある時は天国の母に向かって話しかけるのが習慣になっています。

 

・まず自分が行動して何かを見せない限り、永遠に口だけになる。そんなのは嫌だと思い、とにかく行動することを繰り返していきました。

やり出すと楽しいですし、文句を言っている時よりも自分が好きになっていくんですよ。

 

・無心になれた時がもう最高に面白くて周りからおかしいやつだと言われようが、一切気にしなくなっちゃう(笑)

 

・これまでの人生を振り返ると、巨大なシャッターがドドドっと落ちてくるかのように、時としてハプニングが起きるんですけど、その時に頑張ってシャッターを開けるのか、諦めるのか、二者択一に迫られるわけじゃないですか。僕はそこでいつもシャッターを開けて、次の舞台に挑戦することで鍛えられてきました。

だから、ハプニングや辛い出来事はすべて僕のプレゼントになっているんですよ。

 

・人がどう言ったとか常識がどうとか、そんなことは一切考えず、どんどん挑戦するべきなんです。

そのことを言い続けたいですし、僕自身がまだイメージしている夢の三十%も実現できていないので、国やジャンルを超えていろんな人とコラボレーションし、新たな発見をして行きたいと思っています。

 

 

 

安藤忠雄氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・私が設計する住まいは大体評判が悪いんです。例えば、若い頃に手掛けた「住吉の長屋」は、狭い住宅の真ん中に中庭があるので、雨が降ったら傘を差してトイレに行く(笑)。「なんでこんなところに中庭があるの?不便じゃないか」とよく言われます。

しかし、人の生活は快適さとか便利さだけを追求すればいいのかと。中庭があることで光や風といった自然を感じることも大切じゃないですかと。使いにくいとか寒いとかそういうことを乗り越えてこそ、住む人たちにとって身体と空間が一体になると思うんです。

 

・建築という自分の職業を深めていくには、広く物事を知ることが必要です。昨日もファッションデザイナーの三宅一生さんと食事をしました。全然違う分野の人とも交流したり、芝居や映画でもこれは面白いなと思うものは真剣に見る。心を動かされるその瞬間が大事ですし、そういう機会は積極的に参加したいと思っています。

 

・いま人生百年の時代で随分と長い気になりましたから、楽しく生きることを考えないと。

私たちは芝居とか映画とか音楽から生きる力をもらうわけですが、この生きる力をもらう時間というのは大事だと思うんです。

 

・私は楽観的で明るいから問題を問題だと思ってないところがあるんです。

随分前に小澤征爾さんと対談した時、「安藤さんはすごいね。日本はもちろん、フランス、イタリア、アメリカ、いろんな国で仕事をやって、よっぽど語学が堪能なんですね」と。「いや、私は日本語もできませんよ。大阪弁だけです」と言ったんです(笑)。

でも、仕事をする時に、気合があれば言葉は要らないと思っています。そして、気合の前に、自分の仕事に対する自信がないとうまくいかない。そのためには深く勉強してないといけません。

 

・熱意を込めてつくったものは、見るほうも熱意を持って見てくれます。反対にこっちがちょっと手を抜くと相手も抜いたように見る。

 

・中学二年の時に平屋の自宅を二階建てに改築することになりましてね。近所の若い大工さんがお昼休みも取らずに、パンを齧りながら一心不乱に働いている姿を見て、すごいなと。この人は真剣に生きている、仕事に誇りを持って働いている、自分も建築の道に進みたいと思ったんです。

 

・経済的な事情と学力の両方の理由から大学は行けず、建築の専門教育は受けられなかった。ならば自分で勉強しようと。十九歳の時に、建築学科の学生が四年間かけて学ぶ専門書を一年で全部読もうと決意し、毎朝九時から翌日の朝四時まで机に向かいました。

睡眠時間は四時間。四月一日から翌年の三月三十一日まで、ほとんど外出せず、無我夢中で勉強したんです。

 

・「おまえは学校に行っていない。ハンディキャップがある。でも、ハンディキャップは意外といい。頑張るから。」と祖母が言っていましたけど、いま振り返るとその通りだと思います。

 

・若い頃に、一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみることが必要です。目標を定めたら何が何でも達成するんだという意志をもたないと。

独学であっても強い覚悟と実行さえあれば道は開ける。これは私の実感であり、体験を通して掴んだ一つの法則です。

 

・胆嚢・胆管・十二指腸・膵臓・脾臓を摘出しましたが、逆にいいこともありました。最近、中国人から「安藤さんにお願いしたい」って仕事の依頼がたくさんくるんです。「私の建物を見て依頼したんですか」って聞くと、「いや、見ていない」と。「じゃあ、どうしてですか」「五つも内臓がなくて元気な人は世界中どこにもいない。縁起がいいからお願いしたい」と(笑)。

 

・いいこともあれば悪いこともあるし、悪いこともあればいいこともあるから、悪いことを悪いと思わずに、前を向いて生きていく。そうすると人生楽しいですよ。

 

・自分に正直に生きることですよね。正直に生きていると面白いことがいっぱいあります。人生一回しかないんだから、好きなものに向かって全力疾走するような必死さで、明るく前向きに生き切りたいですね。