ビジネス書籍や経営哲学や経営学などに関する話

ビジネス書籍や経営学や経営哲学など学んだ事を書いて行きます

オーハシヨースケ氏・山田勇次氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回はオーハシヨースケ氏・山田勇次氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

オーハシヨースケ氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・かの文豪・武者小路実篤がこう述べています。「尊徳のことをまるで知らない人が日本人にあったら、日本人の恥と思ふ」

 

・私が長年、世界各国で演じてきた身体詩は「言葉を超えた演劇」と呼ばれ、言葉ではなく体を使って自分の思いや感情を表現するアートです。そのベースには人間の心と体は一つという考えがあり、身体詩を通して心身一体の感覚を得た時に、生きているという実感が心の底から込み上げてくる喜びを私は体験してきました。

 

・(ドイツの精神科医、ヴィクトール・)フランクルは死と隣り合わせの過酷な環境の中で、人生からの「問い」に対する感性が鋭敏になっていったと思われますが、尊徳もまた様々な環境の中で人生からの「問い」に気づき、それを深めていった一人ではないかと私が考えています。

 

・(様々な逆境の中での)人生からの「問い」を深めていくと、見えてくるものがあります。それはその人の天命です。つまり、この人生の中で自分がどういう役割を果たさなくてはいけないのかという「答え」が掴めるようになるのではないかと思うのです。

 

・幼い(二宮)尊徳は書物を読みながらそこに書かれた理想と、現実との矛盾を痛感し、人生や社会はどうしたらよくなるのか、悲しい運命はただ受け入れる以外にないのかという真剣な「問い」を抱くようになったことでしょう。

 

・尊徳はいつしか「天の理、人の理」ということを意識して物事を見るようになったのではないかと私は思います。「天の理」に「人の理」を加えることによって初めて物事は進展していく。辛い出来事が起きても、それを運命と諦めてしまうのではなく、努力という「人の理」によって好転させていくことができる。

 

・尊徳もまた断食や祈りを続ける中で、「自分は農民や武士に対して正しいことをやってきたのだ」という観念が崩れ、「しかし、農民や武士の立場に立って見たら私はどうやって映っていたのだろうか」という見方に百八十度変わっていったのでしょう。その時に「一円融合」という全く新しい発想が浮かび、同じ目線、同じ方向から物事を見ていくことができるようになったのだと思います。

 

・心と体は本来一つのものです。体がいきいきすれば心もいきいきと働き、逆もまたしかりです。私自身がその素晴らしさを体感する中で、いまでは、身体や心の動きに鋭敏なアートの感性の世界と、社会との橋渡しをするのが私自身の天命と自覚するようになりました。

 

・尊徳は身長百八十センチほどの大男でした。その肖像を見ると、胸が大きく開かれていて、とても呼吸が深かったことが窺えます。呼吸が深ければ、体全体の気の流れが良くなり、そのことは相手に対する思いやりや愛情とも深く関わってきます。

 

 

 

山田勇次氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・いつも運がいいんですよ(笑)。苦労はするけど、最後は必ず成功する。そういうところが小さい頃からあるような気がしています。

 

・(ブラジルの)スーパーでは、うちのバナナが一番売られていると思うけれど、これからも競争の負けないためにも、自然環境と消費者の健康のためにも、オーガニックに取り組むつもりです。そうやって常に新しいものを打ち出していかないとね。

 

・うちでは母親が随分苦労していました。子供たちを育てるために毎日朝から晩まで必死に働いている姿を見ると、切なくて布団の中で泣いたこともありました。そんな母親を何とか楽にしてあげたいという思いがありましてね。

 

・十七歳の時に、たまたま五つ上の兄が借りてきたナポレオン・ヒルの『巨富を築く13の条件』という本が部屋に置いてありましてね。僕は向こう(ブラジル)の学校に馴染めなくて、ろくに字も読めなかったんですが、ページをめくっているとなんとなく分かる。これはと思って兄の助けを借りながら読み進めていくうちに、すごく感動しましてね。やる気に火がついたんです。

 

・(ナポレオン・ヒルの『巨富を築く13の条件』から)俺はできるんだ、という信念を潜在意識の中に強く抱いた人間が成功するというくだりには、体の中を突き抜けるような衝撃を受けました。本は何百回も読み返して、感動した言葉を紙に書き出して部屋中に貼り、手帳に書き留めては持ち歩いて、自己暗示をかけるように反芻(はんすう)しました。

 

・(販売にも参入した経緯は)せっかくいいバナナをつくっても仲介業者に買い叩かれて苦しめられるわけですよ。ですから僕は、自分でつくったものは、自分で売ろうと決意して店を開いたんです。

 

・これまで多くの地方に行きましたが、大農場のほとんどはブラジル人が経営していました。優れた農業技術をブラジルに移転し、この国の発展に大きく貢献した日本人はたくさんいるのに、大農場を経営するのは皆ブラジル人だったのを残念に思いました。だから僕はこの地で農業を始める覚悟を決めた時、誰よりも大きなバナナ園を経営すると心に誓いました。

 

・私の成功を見て、皆バナナをどんどん植えるようになったけど、価格が下がって潰れてしまうところもありました。だけど僕は自分の店を持っていたからよかったんです。でも一番の勝因は、やっぱり真面目に取り組んできたことですね。だから今日まで続いたんだと思います。

 

・(初めて盛和塾に参加した時に)これはとても自分のような者が来る所じゃないと思いながら帰ったんですが、その時入手した稲盛塾長の本やテープを確認してみたら、経営する者に不安や危機感は付きものだと説かれていてハッとしましてね。さらに繙(ひもと)いていくと、自分が求めていた答えが、易しい言葉ですべて説かれている。とても感動して、もう恥を書いても構わないと肚を括り、毎月塾に通って稲盛哲学の勉強を続けたんです。

 

・(盛和塾には)誰にも負けない努力をするという教えがあります。最初に読んだ時はショックでした。自分にできるだろうかって。でもよく考えたら、労働で走り回ることばかりが努力じゃない。自分は経営者として寝ても覚めても事業のことを考えている。これが誰にも負けない努力ではないかと思ったら自信が湧いてきました。

 

・ブラジルの人は市長になったら賄賂を受け取るものだと思っているんです。でも僕は絶対にそんなことをしたくなかったから、入ってくる話は全部断って、市民のために休みも取らずに一所懸命働きました。地元のラジオ局は、悪く言われたくなかったら金を出すように暗に示唆するんですが、相手にしませんでした。随分悪口を言われましたが、あまりに繰り返すものだから、ラジオは信用されなくなりました(笑)。

 

・幹部職員には、自費で買った稲盛塾長の本を贈って読書会を開き、正しいものの考え方や利他の心などについて共に学び続けました。

おかげで医療や教育など、山積みしていた問題も随分解消できて、ジャナウバは全国五千五百余の自治体のうち、優良自治体の上位五百に選ばれました。四年の任期を全うして経営に復帰しましたが、これまでで一番良い市長だったと言っていただいています。

 

・(よき運に恵まれる秘訣について)まずは自分の仕事を好きにならなくちゃいけない。真剣さや情熱は不可欠です。

 

・僕の好きな言葉をご紹介しましょう。

「運命は、断固たる意志を持って決然と前進する人にその扉を開くのである。そこには、無限の力が内在し、全知全能なるものなのである。無限の力を引き出すことができるかどうかは、すべて想念にかかっているのである。人の未来は、自分がいま、考えていることに大きく左右されるからだ。希望と自信、愛と成功のことばかりを考えることである」