こんにちは
クローバーです^^
今回は田川尚登氏・農口尚彦氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^
【目次】
田川尚登氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集
・難病などで命に限りがある子供とそのご家族に寄り添い、支援する施設を「子どもホスピス」といいます。しかし日本ではまだ数件しかないんです。それは多くの方が、子どもホスピスに対して難病に苦しむ子どもたちが最後の時間を過ごす「暗い施設」だというイメージを持たれているからだと思うんですね。
・私の子どもホスピスのイメージは命に限りがある子どもたちが家族と楽しく過ごす施設という明るいものです。子どもは常に成長していますので、どんな病気が辛くても、最期まで家族と遊ぼう、楽しい時間を過ごそうとします。ですから、子どもホスピスも本来はその楽しい時間を作るお手伝いする施設なんです。
・(脳幹に腫瘍ができて余命半年と言われた六歳の娘さんに対して)こども医療センターの主治医の先生からも「治療法はありません。これからは家族と楽しい時間を過ごすことです」と説明されました。最初から諦めろと言わんばかりに聞こえ、私も妻も納得できず、主治医の先生には冷たい印象を受けました。
・リラのいえでは、こども医療センターで闘病する子どもの親を中心に、一泊千五百円、夫婦なら二千五百円で期間の制限なく宿泊・滞在できるようにし、寄付金やボランティアの協力で、二十四時間、三百六十五日運営できる仕組みもつくっていきました。
・これまで歩んできた実感しているのは、必ず共感してくれる方々の思いと繋がって、それが希望する方向に向かっていくエネルギーになるということです。本当に不思議なのですが、活動にご協力してくださる方々と接していると、遠い祖先の時代からお互いに助けたり、助けられたりしていたようなご縁を感じるんです。
・多くの方々のご協力を得ていく中で、私が意識してきたことは、常に物事を明るく、前向きに、ポジティブに考えていくことです。
そうしていくと、生き生きとしたエネルギーが自分の中に入ってくる、周りから力をいただけて前に進んでいけるんですね。
・(幼くして亡くなった)娘が自分の命をもって私に課題、宿題を与えてくれたんだという思いも、活動への強い原動力になってきました。
農口尚彦氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集
・厳しい修行を通じて人間は鍛えられるのであって、あまやかされて育つと後々苦労する。やっぱり若い間は、うんと修業すべきや思うんです。
・仕事とはなんぞやと言ったら、社会のお役に立つことでしょう。お役にも立たないでブツブツ文句を言いながら下積みを一生続けるのか。それとも、その中で希望を持って自分の中ですべてを賭して出世していくのか。
自分の生きる道を定めて、そこに向かって努力する者こそトップになれると私は思います。
・やっぱり受け手の感受性がないとどうしようもないですよ。五感鋭く研ぎ澄ませて、必死になって何かを嗅ぎ取ろうとする人間だけが掴める。ボーッとしている人間はいつまで経っても掴めないですね。
・もうね、(菊姫合資会社の柳辰雄社長は)謙虚で我欲が全然ない。柳社長はしょっちゅう言われていました。「俺は酒も飲めんし、酒造りも分からん。とにかくお客さんに喜んでもらうために、いい原料を買ってやるから、お客さんがこれはうまいって買いに来る酒を造ってほしい」と。
・金儲け前提にして商売するところへは、全然お金が流れていかない。けれども、お客さんを大事にして、喜んでもらおうと考えて商売していると、たとえ一時的には採算が合わないものを造っていても、最期は必ず人もお金も押しかけてくる。
・その原点は杜氏になって一年目に造った酒が全然受け入れられなかった経験にあると思っています。もし、あの時、何事もなく過ぎとったら、自分の思いだけでずっと酒造りをしていたでしょうね。
・どんなところであっても、自分のやっとらんことで目新しいことや参考になることが何か一つでもあると思って行けば、必ずプラスのものを吸収できるんです。逆に相手を否定して見にかかったら、全然吸収できない。
・普通に見ているだけではなかなか気づかないものですがのですが、吸収しようと一所懸命になれば見えてくる世界が変わってくる。
・伸びる人と伸びない人の差はどこにあるかと言えば、それはやっぱり持っている夢の大きさでしょうね。ここでもう満足と思うか、まだまだと思うか。
・意欲のない者を育てることは絶対にできない。大きな夢を持った人にして初めて育つんですね。人は育てるんじゃない。育つんだと思います。
・私はよく周りの人から「酒造りの神様」って言われるんですけど、神仏というのは次の世の話でしょう。私はまだ現世にいて、お客さんの好みに合ううまい酒を造ろうと燃えて燃えて一所懸命になっている。だから、神様なんかじゃありません。
・酒造りしながら、コロッとあの世に逝けたら幸せだなぁと思っています。
その時が来るまで、もっといいものを造って、一人でも多くのお客さんに喜んでもらいたい。その夢を追い続けて行きます。