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片岡鶴太郎氏・朝倉千恵子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

 

こんにちは

クローバーです^^

 

今回は片岡鶴太郎氏・朝倉千恵子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集です^^

 

【目次】

 

 

 

片岡鶴太郎氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・出会いのチャンスって、誰のもとにも日常の瞬間瞬間に訪れていると思うんです。

 

・四十歳が近づいてくると、それまでやっていたシリーズ作品が引き潮のように終わっていくんですね。このままでは四十代からの大事な後半生に何もなくなってしまう。何か魂が歓喜するようなものをやりたいんだけど、それが何なのか分からない。(中略)

そんな時に見た椿の花に感動しましてね。椿を描けるような人になれたらいいな、絵で自分の心を表現できたらなんて素敵だろうって、一度も絵を描いたことがないのに思ったんです。

 

・僕は子供の頃から腹の主が騒ぐというか、どこか根源的なところから出てくるサインに従って道をチョイスしてきたところかがあるんです。

 

・椿を見た時も心の中でシード(種)のようなものがググッと頭をもたげてくるのを感じたんです。これは「行け」ってことなのかなと思って、すぐに絵の道具を買ってきて独学で描き始めたのが二十五年前なんですよ。

 

・子供の頃はお笑いを見て、これをやりたいなって思い一つだけでした。自分に才能があるのか、お金が儲かるのかなんて全然考えずに、ただひたすらお笑いをやりたい。それだけでしたからね。

 

・ドラマやお笑いの仕事が多くなると、絵を描く時間がなくなるんじゃないかって気を揉んだこともあるんですが、いまはもう全く天に任せていましてね。もし僕にとって絵を描くことが大事なら、絶対に描かせてくれるから大丈夫だって思っているんですよ。

 

・(1日8時間休まず取り組んでいるヨーガに関して)よく人様にストイックだとか禁欲的だとか言われるんですけど、僕の中では真逆で、快楽主義なんです。とにかく気持ちいいし、楽しい。ですから夜中の一時起きの日も、十二時半にはもう目が覚めてしまって準備に入ったりするんです。

 

・『徒然草』に「初心の人、二つの矢を失わないことなかれ」という言葉がありますけど、矢が二本あると思うとどうしても真剣に射抜けない。この一本しかないと思わないとダメなんですね。

 

・もちろん食べていかなければならないけれども、大事なのは志の部分だと思うんです。どう生きるか、魂が何を求めているか、その仕事で魂が歓喜できているかっていうことがものすごく大事だと思います。

 

・僕はこれまで、根本的に自分がやってみたいと思ったものしかやっていないんです。お金が儲かるからとか、成功するとか、才能があるかっていうのは全く関係なくやってきました。

 

・最近の大人たちは子供たちに「君の夢は何だ?」って聞くんですけど、僕たちの子供の頃は「君の志は何だ?」って聞かれたものですよ。この志という言葉は、いまなかなか出てこないんですよね。

 

・志っていうと、生涯懸けて貫いていくような、何かグッと本質に迫ってくるものがあるじゃないですか。その人の生き方に関わってくるような。

 

・どんな困難に直面しても、絶対にここに宝物があるんだ、これはチャンスなんだと自分に言い聞かせて逃げないことですよね。そこを回避して突破経験を積まないと、また同じことで躓いてグルグル回るばかりでね。

 

・明治の文芸評論家・高山樗牛(たかやまちょぎゅう)は「己の立てるところを深く掘れ。そこには必ず泉あらん」って言っていますけど、常にもうここしかない、いましかないんだと覚悟を決めて、一つひとつをやり切っていくしかないんじゃないかんと思いますね。

 

・とにかく日々の生活を丁寧に、丁寧にやっていくこと。それ以外にないと僕は思っています。

 

 

 

朝倉千恵子氏の人間学やビジネスなどの名言・格言集

・私は常々「迷ったら困難な道を選ぶ」「向き不向きより前向き」「やらない後悔よりやった経験」といったお話をさせていただいているんです。

 

・社員によく言うんですけど、何かを掴もうと思っても、手に他のものを握り締めていたら掴めませんよね。本当に欲しかったら一回捨てないさと。中途半端に執着をしていたら、それ以上大きなものは絶対に手に入れることができませんから。

 

・人間関係も一緒で、また会えると思うから手を抜くんですね。でも、きょうが最後かもしれないと思ったら絶対に手抜きをしないはずです。

 

・(経済力がなくて子供と離れざるを得なくなり、三つの仕事を掛け持っていた頃)あるお客様から、一つの仕事に絞りなさいと言われたんです。偉業をなした人で、仕事をいくつも掛け持ちしている人はいない。一つのことに徹底して集中して、それがうまくいってから次をおやりなさいと。そのおかげで新規開拓営業の仕事に絞り込み、未経験ながら一年でトップを取ることができたんです。

 

・やっぱり力を分散するなということですよね。まずは一つのことを極めていくことがとても大切だと思います。

 

・他人の意見を聞いてフラフラしていたら、絶対後悔します。うまくいかなくても自己責任と腹を括って自分が決めたことは全うしろというのが、いろんな失敗を経て得た教訓です。

 

・トリプルワークしていた頃のことに少し触れましたけど、父はいまだに「おまえは三十五の時はしんどかったな」って言われます。従姉妹の結婚式で歌を頼まれても声は出ないし、熱の花(口唇ヘルペス)はできるし、もう本当にボロボロだったんですけど、意識して心と逆の振る舞いを心掛けましたね。辛いからこそ胸を張る。しんどいからこそ笑う。どんなに苦しくても愚痴は言わない、借金がることも絶対に言わないと心に決めたんです。

 

・私は、これから正直者がバカを見ない時代になっていくと思うんです。正直者で誠実にやっている人は必ず多くの人に理解されるようになるし、志が豊かなのか、魂を磨こうとしているのかということがより一層問われる時代になっていくと思うんです。

 

・何が大事かって、やっぱり逃げない姿勢だと思うんですよね。自分はできると信じて、諦めないでやり続けること。

スタートは誰でもできるんですけど、継続することがなかなか難しい。でも一つでもいいから継続して小さな成功体験を積むことってすごく大事だと思います。

 

・多くの人は、表面的な格好よさに憧れて、地道な練習をワープしたがるんですよね。でもイチロー選手もおっしゃっているように、目の前のことをコツコツ地道にやる以外に途轍もない世界には行けないと思うんです。

 

・若い時の苦労は買ってでもしろって先人もおっしゃっているじゃないですか。いまは働き方改革で仕事に対する価値観も変化してきていますけど、やっぱり二十代、三十代で手を抜いたら、四十代、五十代は大変だと思います。いま目の前のことに一所懸命取り組むこと、できると信じて諦めずにやり続けること、そういう姿勢は若い世代の方々に決して失ってほしくないですね。

 

・皆、大事なことって面倒くさいと思うんですよね。私は子供の頃、父に「横着するな」とよく言われました。ゴミを捨てる時でも、横着してポイっと投げたら箱に入らなくて、結局また拾いに行かなければならなくなります。やり直しが一番時間が掛かるんですよね。そういう基本的なことを適当にやるなということですよ。

 

・見えない所を綺麗にすることも大事だと思います。人前ではどんなにいいことを言っても、部屋の中がグチャグチャだったら説得力はありませんよね。

 

・食べる物で体がつくられ、聞いた言葉で心がつくられ、発する言葉で未来がつくられるという話を聞いたことがあります。すべて自分が選んでいるわけですから、不平不満を言って未来が明るくなることはありません。

 

・やっぱり人の見ていないところでもコツコツ自分を磨き続けて、内から美しい気が満ち溢れるような人生を切り開いていきたいですよね。