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目標と自己管理のマネジメントと課題

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こんにちは

クローバーです^^

 

今回は「目標と自己管理のマネジメント」についての話を「マネジメントがわかる本」を題材に話していきます。

 

【目次】

 

 

 

目標の方向性

 

以前に「8つの目標設定」の話をしましたが、その「8つの目標設定」をしたとして、多くの人がやりがちなミスは「目標設定することは目的」になってしまうのです。ですが、「組織の成果を上げることに責任を持つ」というのがマネージャーですので「立派で穴のない目標設定をした」というだけで満足してしまって実行が疎かになり、実行する事が出来なくなってしまっているようでしたら本末転倒という事になります。

ちなみですが、「8つの目標設定」に関する記事はコチラです

ドラッカーの目標設定(マーケティング・イノベーション)【マネジメントがわかる本】 - ビジネス書籍や経営哲学や経営学などに関する話

ドラッカーの目標設定【経営資源・生産・社会的責任・利益】 - ビジネス書籍や経営哲学や経営学などに関する話

 

繰り返しになりますがマネジメントをする人の役割は「組織の成果を上げることに責任を持つ」という事ですので部下やスタッフなどを効率よく動かすことも必要です。そのためにはメンバーの目標と職務が「企業全体の目標と同じ方向を向いている」という事が重要なことになります。という事は、当然のことながらマネジメントをする人の目標も「企業の目標」から導かれるべきであるという事です。

 

自らの目標を設定する

 

マネジメントする人には「自らの目標」が必要です。先ほども少し触れましたが、そのためには「企業の目標」や「自部署が上げるべき成果」を設定しなくてはいけません。そのうえで「自分に課せられた目標」を明らかにする必要があるのです。この「自らの目標設定」いう事に関してドラッカーは「組立ラインの職長でさえ、会社の目標と製造部門の目標に基づいた彼自身の目標を設定しなければならない」と明言しています。

他にも「他部門に期待できる貢献」や目標を「短期的視点と長期的視点」に分けて考えることも重要になるのです。

 

目標管理のメリット

 

「目標の設定」をする事には多くのメリットがあります。目標を競ってすることに対しての行動計画をより明確に立てる事が出来ます。例えば「目的地」がない場合どのようなルートで向かえばよいのか計画を立てる事は不可能です。なぜなら、「目的地がない」という事は「どこに向かえばよいか分からない」という事です。ですから「ルートや時間」など、どのような計画を立てたらよいか決めようがありません。仕事においては、さすがにそこまで大雑把ではありませんが、それでも「目標設定がされていない」という事はそれに遠からず。という事なのです。

 

他にも「達成意欲がわく」という事があり、「強い動機付け」になってくれるのです。この「強い動機付け」は「行動計画」や「実際の行動」または「目標を達成しようとする事」に対してのモノになりますので、かなり強力なモノになるのです。また、設定した目標を「基準」とすることで「自己評価」をする事が出来ます。例えばものすごい単純に「売上100万円」を基準とした場合に実際に得た売上が95万円だった場合と105万円だった場合では「自己評価」に違いが出ることは、言わずものがなですし、自己評価は「自己管理」にも繋がります。

このような「目標」と「自己管理」によるマネジメントを「目標管理」と言い、今ではマネジメントになくてはならないキーワードとなっています。

 

 

 

マネジメントする人の7つの課題

 

マネジメントする人(=マネージャー)の課題は要約すると7つあると言います。その7つの課題とは以下のモノになります。

1:目標によってマネジメントする

⇒「組織の目標」と「自らの目標」を明らかにする。そのうえで「目標管理によるマネジメント」を行う

 

2:長い期間を対象にする

⇒長期的な視野で「リスクを伴う意思決定」を行わなくてはいけません。

3:戦略的な意思決定を行う

⇒「2」と同様に「長期的視点での意思決定」を行う事が必要です。

 

4:チームを構築する

⇒「プレイヤー」であれば、組織の目標と方向性が同じであれば「個人の成績」によって報酬や給与、評価などがされていきますが、「マネジメントする人」が「プレイヤーとして優秀」というだけでは組織としての成果は上がりません。ですから「自らの成果や仕事ぶりを評価できるチーム」を構築することが大事になります。

 

5:情報を迅速かつ明確に伝える

⇒「目標管理」をベースにして「円滑なコミュニケーション技術」を身に付ける必要があります。なぜなら、さきほどの「4」でも話しましたが「組織として成果を上げる」という事が重要になるからです。

 

6:事業全体を理解し、自らの機能をそれに統合させる

⇒「自らの業務」を「事業全体」と関連付ける態度が欠かせません。

 

7:社会環境に関連付け、重要な点を見抜く

⇒自社の製品やサービスを「社会環境との関連」で考えるようにします。

 

このように「マネジメントする人」には要約すると「7つの課題」があるのです。これらに優先順位を付けたり、人を配置したりしながら「組織の成果を上げることに責任を持つ」という事になるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 

今回の動画は芸能上達や才能開花のパワースポット「芸能浅間神社」の動画です^^

 


芸能浅間神社【芸能上達・才能開花のパワースポット】